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　巡礼日　２０１４．１１．２０　　　掲載日　２０１５．３．１８

「波勝崎」の猿と「伊浜遊歩道」/「南伊豆歩道」を歩く

「高通山」より「波勝崎」へ・階段の連続

　　　　　　　　　
　　　　　　　　　
　「高通山」山頂より「波勝崎」への「南伊豆歩道」下り道箇所は、ススキが刈ってあり、両脇にロープが張ってあったのでわかりますが、草刈りがしてなく、ローブだけだったら道がわかりにくいだろなぁ。

　　　　　　　　　　　　　

　まもなく「南伊豆歩道」の木階段が延々と下へ続いており、波勝崎方面から高通山へ上がって来る人は、この階段はかなりキツイと思う。

　高通山・山頂の展望だけを期待するなら良いですが、途中の展望を期待するならば、ほとんど何も見えず樹木だけです。

　「南伊豆歩道」は整備してありますが、途中の展望が全く無いのでσ(*_*)だったらもう一度登りたいとは思わない・・たぶん・・。

　やがて車道に出たので県道かと思ったら、脇道の車道らしく「行き止まり」になってます。

　「南伊豆歩道」は車道を行くのかと思ったら、行き止まり先に「波勝崎」への標識が有り、地道を少し行くと県道３４７号線に出ました。

　　　　　　　　

　県道のカーブミラーの所に標識があり、波勝崎へ下りる道を行くと、いきなり再び延々と続く階段が有り・・ゲッ！！・・

　まぁ・・こちら側としては下りる階段だから良いけれど、これを上がって来るのは、何度も言うがキツイでっしゃろなぁ。

「波勝崎」の野猿

　　　　　　

　やがて「南伊豆歩道」から広い駐車場と建物が見え、知らなかったですが「波勝崎」は野猿が居る所で有名らしい。

　駐車場へ行くと職員用らしい数台の車が有るだけで、閑散としてます。

　Ｖ字形の谷間から海が見えたので行ってみると、係員から「入園しないか」と誘われたが、申し訳ないけれど断った。

　この駐車場から専用バスで、谷間に有る「波勝崎野猿苑」へ行くシステムらしい。

　猿を見るのに７００円は、ちと高いしぃ・・今までの遍路・巡礼中にも、イヤというほど猿は見ており、出会った猿達は、捕まったらサーカスにでも売り飛ばされると思ってか、すぐに逃げちゃいますが、今じゃ世間では農作物を荒らす害獣扱いです。

　「波勝崎」の建物影で一休みしていると、やっと乗用車が一台来たので係のオッチャンが声を掛けに行きましたが、奥伊豆の観光客も落ち込んでおり、ここ「波勝崎野猿苑」も採算が取れるのじゃろかと、他人事ながらも心配する。

伊浜遊歩道

　　　　　　　　　　　　　

　「波勝崎」駐車場から県道を少し行くと、錆びたゲートのような物が立っており、岩にペンキで矢印と「伊浜」と書いてありました。

　この岩を見つけなかったら、どこかのツブレタ観光施設へ行く専用道路かと思って、「伊浜」への道だと思わなかったかもしれない。

　少し行くと「伊浜遊歩道」と書いてあり、へえぇぇ～・・車道かと思っていたが遊歩道なのだ。

　車が１台通れる幅の「伊浜遊歩道」舗装道路を歩き、海岸が見える所からは、パアッ～・・と視界が開けて「伊浜」集落が小さく見えました。

　海を見ると、何となく開放感が有りますねぇ。
　

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