HOME > 遍路・巡礼 > 「伊豆国横道33観音霊場」地図と目次 > 28 エリカの花咲く村
巡礼日 2014.11.24 掲載日 2015.4.16
須崎に有る「恵比寿島」へは、下田で船に乗ってた先輩に連れられて遊びに来た時以来、40数年ぶりに来ました。
当時の「恵比寿島」の様子は、ほとんど想い出せず、遊歩道も全く記憶がありまへん。
ただ・・なんでこんな所に墓石が有るんじゃ?・・と思ったのが「エリカの花咲く岬」碑だったので、それだけは覚えてました。
広い岩場(千畳敷)にその碑は有ったと思ってましたが、高台の所に有り、場所を移したのか、それともσ(*_*)の記憶違いなのか・・・。
西田佐知子の「エリカの花散るとき」を聞くと、この「エリカの花咲く岬」碑と爪木崎や伊豆半島の景色を思い浮かべ、また船に乗ってた時の事が懐かしく想い出されます。
船が下田港を出港した時には、この恵比寿島沖で「出港用意もとえ、わかれ(解散して良いという意味)」の号令が掛かり、機関室より甲板にゾロゾロ上がってモクに火を点けます。
下田入港時には「爪木崎灯台」の側を通り、恵比寿島付近で「入港用意30分前」の号令が掛かって機関室へ入ります。
なので、船の機関員は恵比寿島と下田まで間、船上からの景色は見た事が有りまへん。
一週間ほどの航海を終えて入港する時、いつも爪木崎灯台が見えて恵比寿島沖へ来るのが待ち遠しく嬉しかったなぁ。
入港したら、何しよう・・とか、どこへ行こう・・とか・・とか・とか・とか・・・(^O^)
一度、遠くに居た初恋の人に恥を忍んでラブレターを出して遊びに来ないかと誘ったら「OK」で、女友達と二人して下田へ遊びに来る事になりました。
ワッハッハッハッ・・両手に花じゃ・・甘いデートが楽しみじゃのおぅ・・!(^^)!。
しかし、明日来るという前日に「緊急出航(海難事故などにより、突発的に予定外に出港する事)」が掛かって船が出航する事になりました。
隣の僚船は港に残ってるので、その船に乗っている同期生に、案内・他一切のメンドウを頼みましたが、一番オイシイ所を取られた感じがして惜しかったなぁ。
はい・・そりゃあぁ~・・もう同期生は、くやしい事に遠慮もせずに、もんのすごく喜び、しかも笑いながら引き受けて、σ(*_*)に対しては同情も慰めもしてくれまへん。
σ(*_*)でも、逆の立場だったら、諸費用全部出しても良いから、他人を押し退けてでも喜んでデートの代役を引き受けたと思う。
関係者は、これを見てるかなぁ・・たぶん見てないだろなぁ・・見てたらメールちょうだい。
そんなカワイソーな青春時代の想い出が、西田佐知子の「エリカの花散るとき」の歌詞内容と複雑にミックスされます。
恵比寿島の碑は「エリカの花咲く岬」となっており、西田佐知子の歌の題名とは違っており、ネットで調べてみると「エリカの花咲く岬」という歌は松山恵子という人が唄っていたらしく、曲を聴いてみたかったが探してもありませんでした。
須崎漁協の駐車場に車を置き、「伊豆国横道33観音霊場」の21番札所「観音寺」への場所がわからず、人に聞くと近くの店の横に有る細い道を上がるのでした。
その場所は、下田から来る道・須崎漁港へ行く道・恵比寿島へ行く道・・と分かれていたので、初めての人はわかにりくいかもしれまへん。
21番「観音寺」は、22番「補陀庵」と一緒になってるよおです。
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