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2015.10.5 巡礼 2016.11.15 UP
計画段階では、伊万里から国道202号線の山越えをするか、筑紫線沿いの県道38号線を行くか・・を迷いました。
距離的には県道が少し距離が伸びて山越えよりも平坦そうですが、結局、国道202号線の山越えにしました。
覚悟していましたが、それほどキツイ坂道でもなく、道端には陶器でできた道標もあり、図柄はどれも同じようですが、芸が細かいでんなぁ。
「道の駅・いまり」で一休みし、この付近は牛が有名らしくビフテキ定食を食べてみた。
「九州西国33観音霊場」の28番札所「常安禅寺」は、道路端にあり、あっさりした寺で境内も見るべく物が無い。
それでも石灯籠の頂部が、普通の球と違ってコンモリしているなぁ・・と思ってよく見ると、狛犬が逆立ちしてました(写真では、よぉ~わからないかもしりません)。
「常安禅寺」本堂内に入れ、飾ってある龍の絵が素晴らしく、またさすが禅宗、椅子にはダルマさんの絵も描いてあります。
ちなみに「常安禅寺」と書いてますが、単に「常安寺」とも書いてあり、どちらが正しいのかわかりまへん。
札所「常安禅寺」を出発して唐津方向へ向かうのに、少しでも近道になるように国道202号線から離れ、徳須恵川の大杉橋を渡りました。
大杉橋を渡った所の欄干に、河童の男女が両脇に飾ってあります。
そおいえば橋桁にも河童が楽しそうに水遊びしているモチーフが飾ってあったのを思い出し、戻って写真をパチリ。(一番上の写真)
この徳須恵川は、河童と縁の有るのじゃろうか?と思いながら旅を続けるアタイ・・。
マンホールにも河童の図柄が使用されており、町興しのシンボルとなっているよおです。
これを書いてる時に、どんなカワイソーな伝説かと思い調べてみると、「徳須恵川のカッパ」という伝説がありました。
読んでみると欄干に飾ってある愛らしい河童とは違って、子供を水に引きずり落そうとしたが、神主が短刀を持って救ったらしい。
で・・その短刀が戦後にアメリカにもって行かれたが、東京オリンピックの時に返されたそうです。
そこからの道は「唐津ボート」付近までノンビリ走れました。
美青年の頃に職場では「ボート」へ行くのが流行っており、何事も経験と思い先輩に連れられて「唐津ボート」へ行った事があります。
はい、ぜんぜん予想が当らず、今思うと当たらずに良かった・・もし一回でも当たっていたら、絶対にのめり込んで身を滅ぼしてたかもしれない。
なんせ、その頃に一生懸命やっていたパチンコから、やっとその数年後に身を引けたのだから・・・
ある時「唐津ボート」へ行く途中、車の中で前線の通過にあい強風が吹き、ボート場へ行ってみるとその時のレースは予想が外れて大荒れ状態・・その後も最終レースまで穴場狙い状態でした。
人間、欲が絡むと興奮しちゃって、ボート観覧席の椅子に座っていても普通に見れるのに、レース中の最後一周になると全員椅子の上に立ち上がって見るのですなぁ・・ワシも立ったけど・・・。
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