HOME　>　「全国各地の霊場巡り」目次　>　「九州西国３３観音霊場」目次　　＞　４５　陶器の町

　　２０１５．１０．５　巡礼　　　　　２０１６．１１．１１　ＵＰ

陶器の町「有田・伊万里」/九州西国33観音霊場

早岐より

　　　　　　　　

　朝５時半頃に目が覚めたので、７時頃に早岐のホテルを自転車漕いで出発したが、歩道は狭く、車はどんどん走るし、おっかない所だ。

　通学時間なので子達が狭い歩道を一杯になって歩いおり、交差点ではＰＴＡで駆り出されたお母さん達が旗を持って立っています・・たいへんでんなぁ。

　失礼ながら田舎なのに、今まで見た所よりも子供の数が多いように思う。

　交差点でオマワリさんも立っており、赤信号なので止まって青になって進んだらオマワリさんが近寄ってきます。

　こりゃぁぁ・・狭い歩道を自転車で走ってたもんだから、叱られるのかな?・・と思ったら、わざわざ歩道へ誘導してくれました。

　そおだわなぁ・・こんな交通量の多い所を車道へ行けと言うのは、死にに行けと言うのと同じだわなぁ。

　少し行くと、途中に「やきもの市場」のゲートが有り、おぉぉ・・さすが陶器の町、看板にもチャイナ風子供の陶器が飾ってありますが、ゲートが少し錆びており、あまり客が来ている雰囲気ではない。

　「原明」付近のコンビニから、この付近に住んでいる前職時代に退職した尊敬している元上司へ電話しました。

　最初はボケ始めたのか耳が遠くなったのか、昔と変わらない声で何度も聞き直されましたが、やっとわかって懐かしがってくれ、８２才になったと言います。

　近くまで来ているので会えるかと思いましたが、聞いてみると奥さんが認知症になって入院しており、これから病院へ行くので時間が無いとのことでした。

　あのキレイで活発だった奥さんが、認知症になるとは・・わからんもんだ。

　自分もここ５年位で、体力の衰えが感じられてきた・・トシだなぁ。

有田

　　　　　　　　

　有田町役場前のバス停で一休み。

　道を挟んだ所にあるトイレへ行くと「アジア文化交流プラザ　おいで」の施設でした。

　道から窓の中を見ると、大きい陶器の皿が飾ってあり有田近辺の地図が描いてあり、おおぉぉ・・さすが陶器の町。

　中に入ってみるとアジアの民芸品が飾ってありますが、ちとホコリっぽかった。

伊万里

　　　　　　

　自転車を漕いでると、歩道に「陶器の道標」があり、白い地肌に紺で山水画風の絵が描いてあり、「国道２０２号線　福岡堅粕まで７７km」と貼り付けてあります。

　おぉぉ・・さすがに陶器の町・・こおいう道標を見ると「陶器の町」へ来たという感じがする。

　ただ・・車にぶつけられたりすると衝撃に弱いような気がするが、大丈夫なんじゃろか?

　この先々にも「陶器の道標」がありました。

　有田川を渡って伊万里駅で一休み。

　駅前には陶器のタイルを張り合わせた「鯨のモニュメント」があり、これまた陶器で作った子供３人が乗っかっており・・おぉぉさすが陶器の町・・と何度も感嘆します。

　伊万里駅前は、もお少し賑やかだと思ってましたが、失礼ながらあんまり賑わってないように思う。

　　　　　　　　　　　　　　　

　　←前頁「佐世保」へ　　　次頁「かっぱの里」へ→

以下、広告です。