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巡礼日 2014.9.12 掲載日 2015.2.10
「楢戸」集落へ入り、打ち始めとなる「御蔵入33観音霊場」の5番札所「楢戸観音堂」はどの辺かなぁ・・と、ゆっくり走りながら探して行くと道端に堂が有り、ちゃんと「楢戸観音堂」の白杭札所標識も立ってます。
白杭が無かったら見過ごしたかもしれんほど、観音堂は周囲の民家に溶け込んでいました。
境内?には、良く似た堂がもう一つ有り、どっちが観音堂かな?
アマノジャクなので、たぶん違ってるだろなぁ・・と思う、奥に有る堂へ、わざわざ先に行き、戸を開けてみるとスンナリ開きます。
正面の壇には、幕というのか・・風呂敷と言って良いのか柄の入ったピンクの布で本尊さんを隠してます。
そおいう事をされると、ますます内部を拝見したくなるのが人情です。
「すんまへん、ちょっと拝見させてもらいます。いえ・・写真は掲載しませんので・・」とブツブツ独りで言い訳しながら幕をまくると、いかにも古そうな小さい木造の仏さんが二体ありました。
素朴な彫りで、何故かどちらも手の部分が破損しており、また寸法の取り方を間違ったのか、ずいぶん大きな頭巾を被せられてます。
たぶん薬師如来では?・・と思うが、だれか知ってたら教えてね。
観音堂の方へ行き、こちらの戸もすんなり開き、スリッパまで用意してあります。
ここはちゃんと何が奉ってあるのか幕がまくってあり、赤い布にも「観音・・」と書いてありました。
壁には連名の納札が貼ってあり、ここの「御蔵入33観音霊場」は、こおいう風に貼るのが流儀なのだろか?。
あっ・・はい・・σ(*_*)の持ってきた納札も、画鋲を借りて一緒に貼っておきました。
札所巡りの時は、地図に通る道筋を赤線で記してますが、「御蔵入33観音霊場」の4番札所「黒谷観音堂」へ行く時、旧道へ入るのをウッカリ忘れちまい、そのまま国道を走って郵便局と派出所を見て、初めて国道を走ってるのに気づきました。
郵便局前の細い道を行くと、すぐに札所「黒谷観音堂」が有りましたが、鐘楼が無かったら民家と間違う造りで、無人寺のようで戸は開きませんでした。
ちなみに、掲載している地図では「龍泉寺」となってますが「瀧泉寺」が正しく、「黒岩観音堂」も「黒谷観音堂」が正しいよおです。
えらい、すんまへん・・なんせもうトシなもんで、いろいろと間違いもあろう事かと・・・・・しのごの・・。
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