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 チョイノリ・野宿、「御蔵入33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.9.12   掲載日  2015.2.9


「チョイノリ」で田子倉湖へ/御蔵入33観音霊場記

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 家のカカアに、頼むから一人で福島県にある「御蔵入33観音霊場」を巡らせてくれと、必死に手を合わせて、ウソ泣きしながらお願いして、やっとお許しが出ました。

 しかし・・なんで気を使いながらσ(*_*)がこんな事を、お願いしなきゃアカンのじゃろう・・もっと自由に、どこへでも行けたら良いのになぁ。「御蔵入33観音霊場」紀行文

 そんなこんなで朝8時半頃、ミニバイク「チョイノリ」に乗って家を出発。

 走ってみると秋風が冷たく当たり、家でノホホンと過ごしている時と違って体感温度がだいぶ違う。

 あちゃあぁ~・・やっぱり防寒衣のような物を持ってこれば良かったと思い、道の駅「越後川口」で一休みして服を着込みました。

 ここへ来るまで2つの峠越えをしましたが、ミニバイク「チョイノリ」でなんとかトロトロ・・・と20kほどの速度で越せました。

末沢発電所付近、「御蔵入33観音霊場」紀行文     只見線、「御蔵入33観音霊場」紀行文     六十里越トンネル、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 入広瀬から「六十里越トンネル」までの峠越えは、「チョイノリ」を下りて引っ張って押し上げる事も・・と覚悟してましたが、やっぱり20kほどの速度でトロトロ・・と越せました。

 坂道で「ええいぃぃ・・このコンジョナシが・・」と無理矢理アクセルをふかすと、ガブッてしまい、かえって速度が落ちるようで、「越中一国観音霊場」巡りの際に「親不知」を通った時に、それで泣きました。

 坂道で速度が落ちて来たら、優しく「いいんだよ無理しなくても・・」という風に、アクセルを下げると、「チョイノリ」も、その恩に応えようと反省・努力して必死に速度を維持しながら上がってくれるようです。

 田子倉湖、「御蔵入33観音霊場」紀行文    田子倉湖・スノーシェード、「御蔵入33観音霊場」紀行文    田子倉湖、「御蔵入33観音霊場」紀行文
田子倉湖駅、「御蔵入33観音霊場」紀行文 田子倉湖駅、「御蔵入33観音霊場」紀行文 田子倉ダム駐車場、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 「六十里越トンネル」を出ると、すぐ眼下に「田子倉湖」が見え・・おぉぉぉ!!

 下り坂の途中に小汚い小屋のようなのが有り、それが「田子倉駅」で廃駅になってるよおです。

 この「田子倉駅」は、木造校舎の写真を趣味としてセッセッと撮ってるσ(*_*)と同じように、駅を趣味としているそのスジの人達にとっては憧れの駅らしく、うん・・その気持ちは何となくわかる。田子倉ダム、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 青空が出てますが天気予報では時々雨となっており、田子倉ダムの駐車場で一休みした時に山を見ると雨で煙っており、そのうちにザアッ~・・と大降りの雨。
                
 ほとんど観光客が居ないので、身障者用トイレにバイクを入れて雨宿りし、ついでにオニギリを食べて昼飯にしました。

 田子倉ダムを出発したが、やっぱりまだ少し雨が残っており、振り返ると山の所に黒い雨雲がかかってます。

 「田子倉ダム」麓に有る「只見展示館」近くの売店へ逃げこむと、バイクが2台停まっていたので先客に挨拶をして少し話しました。只見展示館の売店と「チョイノリ」、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 先客のアンチャンは「千葉から柏崎へ行く」と言い、自分が「柏崎なんて、何も無い所(観光的に)でっせぇ。」と言うと「そこしか宿が取れなかった」

 自分がキセルを取り出してモクを吸うと、盛んに珍しがってくれます。

 さすがバイクに乗ってる人だけあって「チョイノリ」の事も知っており、峠越えでは馬力が無い事等の性能を言うと、これまた盛んに感心してくれました。

 ブログを持ってる・・と聞いてたので、これを書いてる時に一生懸命に探すと「赤い人のブログ」(リンク切れしてました)に、この時の事が掲載されており、盛んに「シブイ」を連発してくれてます。(^O^)
 


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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