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 佐倉観音堂・境内、「御蔵入33観音霊場」紀行文  巡礼日 2014.9.13   掲載日 2015.2.13


新鳥居峠と「佐倉観音堂」龍の彫刻/御蔵入33観音霊場

新鳥居峠

新鳥居峠へ向かって、「御蔵入33観音霊場」紀行文     もうすぐ新鳥井峠、「御蔵入33観音霊場」紀行文    昭和村・玉川渓谷、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 朝起きた時は天気が良く、午後からは雨との天気予報・・どうしょうかなぁ・・と思ったが、予定通り「御蔵入33観音霊場」巡礼コースを走る事にしました。昭和村・天狗の冷水、「御蔵入33観音霊場」紀行文
 
 まずは昭和村に向かって、「新鳥居峠」を時速15kほどでトロトロ走り続け・・ホンマは、もっと速度を出したいのだが、なんせコンジョナシの「チョイノリ」なもんで、これ以上は出ません。

 ここら付近の山は熊が出そうなので、単独でトロトロ走ってると、それを見た熊が「弱そうなヤツじゃから、やっつけてやれ。」と熊が追い駆けて来て噛み付くんじゃねぇかと心配しながら走りましたが、さすが国道・・たまに車が通りホッとします。「大芹」集落、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 「新鳥居峠」らしき所は木が茂っており展望が無く、下り道の途中に「天狗の冷水」が有り、看板には「昭和村の銘水10選の地」と書いてあり、ここら付近は清水が良く出ているようです。

 そこからしばらく行くと初めての集落「大芹」が有り、熊から襲撃される危険性から開放されて、ホッ・・。

 この「大芹」集落付近の屋根色は、ほとんど赤色にするのが特徴のよおで、家屋が雪に埋まった時に、見つけやすい色にしたのだろうか?。「佐倉」集落、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 国道400号線にぶつかる「佐倉」の交差点に、「道の駅」が300m先に有ると表示されていたので、そこでガソリンスタンドが、どの付近に有るか聞こうと思い行ってみました。

 なんせ「チョイノリ」の燃料タンク容量は2リットルしかなく、満タンにしても100Km程度しか走らないので、特にこおいう山間部を走る時は、ガソリンスタンドが無いので早めに給油しとかねばならず、そこが「チョイノリ」のツライ所で、長距離旅行には向かないバイクです。昭和村・道の駅「からむし織の里」、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 道の駅「からむし織の里」へ行ってみると敷地は広いが、あんまり「道の駅」らしくなく、売店でも有ればガソリンスタンドの場所を聞けるのだが、9時過ぎなのに施設は閉まってます。

 だれか居ないかと探すと「カライモ」栽培してる所で、笠を被ったトッツアンが手入れしてたので挨拶して聞いてみました。

 ところが、トッツアンかと思ったらネーチャンで、「もう少し先にJAのスタンドが有り、土曜日でもやってる。」と親切に教えてくれました。

 行ってみると、ガソリンスタンド付近では、各地ラーメンの出店が来るイベントが有るらしく、慌ただしく設定準備をしており、時間があればラーメンを食べてみたのだがなぁ。

7番「佐倉観音堂」龍の彫刻

          佐倉観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文
 佐倉観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文    佐倉観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文    佐倉観音堂、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 御蔵入33観音霊場の7番札所「佐倉観音堂」は、すぐにわかりました。

 「佐倉観音堂」の戸は閉まっており、尺八参拝後に堂の写真を撮ってるとジサマが来て話しかけて来ます。佐倉観音堂・龍の彫刻、「御蔵入33観音霊場」紀行文

 隣の家のジサマで、尺八の音が聞こえたので来たと、わかりにくい方言で言い、「この堂には大きな龍の彫り物が飾ってあり、裏まで透かし彫りになってる。 天井には二つの玉を持った龍が描いてある。」
と教えてくれました。

 へえぇぇ・・そうなのかと、隙間から堂内を覗いてみたが、暗くてよぉ~見えないので、内部へ向かって写真を撮ると、天井絵はダメでしたが彫刻だけは、かろうじて写ってました。

 ジサマから聞かなかったら、龍の彫り物なんて気づかなかっただろなぁ。

    昭和村・庚申塔と道祖神、「御蔵入33観音霊場」紀行文          昭和村・道端の庚申塔と道祖神、「御蔵入33観音霊場」紀行文


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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