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 清滝観音堂・奥の院「阿弥陀堂」、尺八を携え巡った信濃観音霊場 H22.11.4 巡礼   H23.10.22 UP

2作目「転校生」のロケ地(奥の院・阿弥陀堂)/信濃33観音霊場(清滝観音堂)

札所「清滝観音・奥の院(阿弥陀堂)」・「転校生(ロケ地)」

       奥の院「阿弥陀堂」へ、信濃33観音霊場記          清滝観音駐車場の看板、信濃33観音霊場記

 信濃33観音の11番札所「清滝観音」へ行くためS字カーブの山道を走ってると、道端の少し広くなった所に「清滝観音駐車場 境内に車で入らないでください」 「阿弥陀堂 奥の院 1.3km」と書いた看板が草むらに隠れるように立ってます。清滝観音 奥の院「阿弥陀堂」入口、信濃33観音霊場記

 で・・この看板を見た時、何を勘違いをしたのか「奥の院」ではなく「清滝観音」がここから1.3kmも有り、車を降りて歩いて行かにゃアカンのか・・・と思っちゃいましてなぁ。

 コンジョ無しなので、1.3kmも坂になってる車道を歩くのイヤだから、ダメだったら戻ってこようと思い、そのまま車道を車で上がって行きました。

 そしたら、あぁたぁ・・少し行った消防ポンプ小屋みたい所に「札所 清滝阿弥陀堂」と書いた立て札が立ってます。奥の院「阿弥陀堂」へ、信濃33観音霊場記

 この「阿弥陀堂」の存在は知っており、ついでに来る予定にはしてましたが、肝心の目的としている信濃33観音霊場である11番札所「清滝観音堂」がどこかわかりまへん。

 それでも、せっかくここまで来たので車を置き、歩いて「阿弥陀堂」へ行きました。

 この「阿弥陀堂」は清滝観音堂の「奥の院」になっているらしく、映画「転校生(2作目、さよならあなた)」のロケ地になった所です。

 筋書きでは境内に有る「さびしらの水場」に二人して落っこちまい、お互いの体が入れ替わるという設定になってました。

 なんで、こんなに詳しく知っているかと言うと、「信濃33観音霊場」巡りの下調べをしてる時に映画「転校生」のロケ地がここであると知り、さっそくDVDを借りて見たからです。

 霊場巡りの下調べの時に、こおいうのを見つける楽しみも有り、チビッとカシコクなります。

 はっ?・・映画「転校生」の感想ですか?、すんまへん、あんまり面白くなく、一作目の方が良かったなぁ・・すんまへん。

 転校生と言えば、σ(*_*)は3年毎に転勤していたので、その都度、子供達も学校を転校をさせちまい、自分の職業のために子供達には、すまない事をしたと思ってます。

 今思うと子供達に「故郷」「幼なじみ」というものを、知らない人生を歩ませたように思う。

阿弥陀堂・境内の鳥居、信濃33観音霊場記    清滝観音・奥の院「阿弥陀堂」全景、信濃33観音霊場記    清滝観音・奥の院「阿弥陀堂」2、信濃33観音霊場記

 「奥の院・阿弥陀堂」に熊が出るという看板も有るので、熊鈴を付けて行くと、おぉぉ!!・・映画で見たのと同じ鳥居とお堂が(当たり前だが)・・さびしらの水場、清瀧観音・奥の院「阿弥陀堂」、信濃33観音霊場記

 石垣の上に清水風の「奥の院・阿弥陀堂」が有り、映画「転校生」ではこの縁側で主人公達がケータイ使ってました。

 境内は手入れがしてなく草が生い茂ってます。

 蛇でも踏んづけたら、イヤだなぁ・・と思いながらも、草を踏み分けて映画「転校生」に出ていた「さびしらの水場」が有った滝へ行くと、岩場は湿ってますが滝の水が全く落ちていません。奥の院「阿弥陀堂」奉納額、清滝観音、信濃33観音霊場記

 まぁ・・映画「転校生」ロケでは、二人が落っこちた水場は作り物だったらしいが、それにしてもチョロチョロでも良いから滝らしく水が落ちていて欲しかった。

 「奥の院・阿弥陀堂」の中には、坊さんと龍が仲良くお話している奉納額が飾ってあり、剥げ具合を見ると、かなり年代モンのような気がする。

 参拝して、今来た道を戻り再び「駐車場」の看板場所へ。

11番札所「清滝観音堂」

 草むらに立つ先程の看板の所へ戻り、ここから1.3kmの所に「清滝観音堂」が有るとなると、どこだろう。清滝観音入口へ、信濃33観音霊場記

 付近を見渡すと、すぐ近くのS字カーブの所に林道へ入る道が有り、その道を行けというんだろか?・・と、あくまでもガンコに清滝観音堂がズウ~ッと離れている場所に有ると固く信じてるアタイ。

 「車で入るな」とも書いてあったので、その林道を10分ほど歩いてみましたが、それらしい建物が見当たりません。

 そのうち重機が置いてある広場のような所へ来たので、さすがに、ここではないとアホなσ(*_*)でも気が付いて、諦めて引き返しました。11番札所「清滝観音」階段、信濃33観音霊場記

 この「11番 清滝観音」だけは見つける事ができず、これだけ探す努力もした事だしぃ、信濃33観音霊場の中で一つだけ札所が見つからないというのも一興かもしれん。

 なんせ、あの弘法大師も見逃したという「見残し海岸」という場所が四国に有り、σ(*_*)のような信心とコンジョ無しの人間にも、一つくらい見逃しても仕方がないわなぁ・・・と思って、アキラメかけた時に、そこらをウロつき探していた越後屋が「あっ、ここに有った」と言います。11番「清滝観音」境内、信濃33観音霊場記

 見れば駐車場より少し下がった道路より、杉林の中に屋根がチラッと見えました。

 あちゃあぁ~・・それならそおと、看板に観音堂方向も書いておいてくれれば良かったのになぁ。

 良ぉ~く看板を見直すと、「奥の院 阿弥陀堂」が、ここより1.3kmと、シッカリと書いてあり、オッチャン、すっかり「清滝観音」が1.3km先だと思っちゃったぁ~・・(^O^)ワハハハ・・清滝観音・堂内、信濃33観音霊場記

 トシですねぇ、思い込みが激しくなってガンコジジイになっちまったなぁ。


 車道から11番「清滝観音」への入口には、真ん中に石が置いてあり、車で行こうとしても車のバンパーに引っ掛かって車が傷付くようになっています。

 信濃33観音霊場の11番札所「清滝観音堂」は、それなりに立派な堂で、境内を見渡すと荒れていますが昔の勢力が偲ばれました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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