「信濃33観音霊場」ではありませんが、米子大瀑布に有った「奥の院」の管理寺である「米子不動寺」が麓に有り、ついでに寄ってみました。
「米子不動寺」は「日本三大不動尊」の一つで、他の2つは千葉県「成田不動尊」、新潟県「菅谷不動尊」だそうです。
その内の一つである新潟県「菅谷不動尊」へ行った事が有り、そこでお守り売ってる人に「献笛しても宜しいでしょうか?」と伺いをたてたが、「献笛」を「研修」と聞き間違えたよおで「ダメだ」と言われました。
どうしても尺八を吹くつもりはなかったので、面倒だから改めて説明をせず、そのまま引き下がりました。
話しを戻して、この米子不動寺の入口付近に「お願い」という看板が立っております。
看板の箇条書きに「参拝場所以外の立入は御遠慮ください(立ち入った時は、お尋ねする事もあります)」
えっ?!・・そんな、ややこしい難しい場所が有るの?、ひょっとしたら地雷原でも仕掛けて有り、入ったら爆発するじゃろおか。
「境内の撮影は寺務所の許可をお取りください」
えっ?!・・たかが境内、しかも本来ならば個人の建物ではなく、寺というモンは、ある意味では公共の場所なのに、写真撮影の制限をしなければならんほど、重要な秘密基地に匹敵するほど隠さなければアカンようなドエレェ物が有る境内なの?
「境内での飲酒、飲食は寺務所の許可をおとりください。」
えっ?!・・・酒はともかくとして、ペットボトルの茶を持ち込んで飲んでもアカン所なの?
こんなややこしい制限の有る寺なので、尺八を吹いて参拝するには、寺の許可を得ないと叱られるかなぁ・・と思ったが、メンドウなので勝手に尺八を吹いて参拝しました。
庫裡の方まで尺八の音が聞こえたのかわかりまへんが、だれも文句を言いに来なかった。
なんせ看板には普通の寺とは違う「えっ?!・・・」と思うような事が一杯書いてあるもんだから、尺八を吹いたとたんに坊さんが、青筋立ててすっ飛んで来るかと思ってたんだが・・。
「境内を勝手に散策したらアカン」と看板に書いて有ったにもかかわらず、何をそんなに隠したがるのかと思い、坊さんにバレないかとヒヤヒヤしながら境内を探索ウロつき、いつ不審者として憲兵隊に通報・引き渡されるかと思っていたが、だれも来なかった。
その撮影したらアカンという問題の境内に「子授けかりだ明神」という立札が有る岩が有ったが、云われは書いてなく、だれか知ってたら教えてね。
これも勝手に写真を撮ったらアカンのだろなぁ・・と思っていたが、気付かぬうちにシャッターを押しちまい、無意識にこのホームページに載せちゃった・・すんまへん。
信濃33観音霊場の9番札所「蓑堂」は「米子不動寺」より少し離れた小高い山上に有ります。
ネットで調べると、この山へは危ないので登れないようになってるらしい。
今までは、そおいう危険だろうが何だろうが、なに構うもんか・・と無視して登っていたのですが・・猪除けの電気柵が設置されてるらしく、また登口がかわからないので登るのは最初から止めときました。
道路から見るとゴツゴツした岩の上に、斜めになってる小屋が見えたので、あれがたぶん「蓑堂」なんでしょう。
できれば上ってみたいと思う場所でした。
信濃33観音霊場の10番札所「高顕寺」は場所がわからず、道端で世間話ししているオババに聞き、さらに少し行った所で消防団の人が道端で訓練してるのをジャマして聞いてやっとわかった。
高顕寺は正直言って、あんまりこれと言った印象が無い寺でしたが、亀倉町を眺めれる高台・・というのが印象かなぁ。
自転車と違い、車巡礼なので「やっと札所に着いた!!」という、達成感が無いからかもしれない。
信濃33観音霊場の16番札所「清水寺(保科観音)」は、石垣・白壁を備えたお城のような寺です。
清水境内横から保科観音堂へ上がって行く石階段の参道は、最初のうちはしっかりとしていたが、上がるにつれて徐々に石階段が壊れ崩れてます。
上の観音堂までは車で行けるらしく、長い距離の参道を歩くヒマ人は、σ(*_*)達のような者しか居ないじゃろなぁ。
階段の途中から屋根が見えたので、それが保科観音堂かと思って喜んだら、手を洗う場所だった。
本物の保科観音堂は、その後ろの方に朱色した大きい清水寺風の建物で・・・おおぉぉぉ!!・・。
境内に有る桜は春の季節になると、さぞかし見応えが有ると思い、観音堂の朱色と良くマッチしています。
線香立には真田家の六文銭の紋が入っており(一番上の写真)、賽銭箱の前で一曲吹き、もう一曲は舞台から外を眺めながら尺八を吹きました。
帰る時に、自動車が一台上がって来ましたが、残念じゃったのおぅ・・もう少し早かったら尺八の迷?演奏が聞けたのにぃ。(^O^)
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