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巡礼日 2014.4.22 掲載日 2014.12.26
「庄内33観音霊場」も残る札所は一つとなり、車で33番札所「青龍寺」へ行ってみると、先日この付近を自転車で通った時に見えた鳥居の直ぐ近くが札所でした。
こんな事ならば、その時に寄れば良かったかなぁ・・と思ったが、あの時は時間も無かったしなぁ。
「青龍寺」の前に広場が有り「六所神社」の鳥居や「皇太神社」の祠が有り、「青龍寺」はそれなりの大きさの規模ですが、無人のようで戸は開きません。
「青龍寺」入口正面には、風雨にさらされて少し色が剥げ落ちてる、100人ほどの巡礼姿が描いた大きい奉納額が有り、明治27年に巡礼したらしい。
その頃は交通手段としての自動車も無いので、100人余りの人が「ワア~ワァ~・・キャッ・キャッ・・」と言いながら、ゾロゾロと歩いたのでしょうなぁ。
5人程の団体でも、言うことを聞かないヤツが居てマトメるのがタイヘンなのに、100人余りのオバハン達を引率する責任者は、タイヘンだったと思う。
「青龍寺」奉納額を見ると年齢的には4~50代が多く、巡礼者の絵一つ一つに「何とか(オットの名前)妻」とか「母」「祖母」と、オットの名前は書いて有るが、ヨメさんやオッカサン等の女性名は書いてありまへん。
おおいぃぃ・・田嶋のオバハン・・・、ヤカマシク女性蔑視だと騒いでる、あぁたの出番でっせぇ。(^O^)
でも田嶋のオバハンのようなのが、一人でもこの巡礼団にマギレ混んでたら、責任者のなり手が居ないでしょうなぁ。
良く見ると、奉納額の巡礼人物パターンが何種類か決まってるようで、同じ絵柄が使われてます。
そおじゃろなぁ・・違う図柄を100種類も考えるのはタイヘンだろおしぃ・・しっかりとコウモリ傘も描かないと苦情が出るだろおしぃ・・。
それでも作者はチビッと気が引けるのか、手に持つ物を杖とか鈴とかに変えたり、服装の一部の色を変えたりしており、涙ぐましい努力の跡が伺えます。
尺八参拝が終わり、最終日で時間も有るで縁側に座り、久々に「産安」を吹いてみると、少し思い出せない所がある・・トシですなぁ・・・・しかし、だれも居ない「青龍寺」の静かな境内で尺八を吹くのも、心が落ち着いて良いものです。
越後屋がその間に付近をウロついており「道を少し上がった所に、酒瓶の何とかが有る」と言うので行ってみました。
ネットの事前調査で金峰山に登る所に「禁酒の瓶」が有るとは知ってましたが、もっと遠くに有ると思ってました。
禁酒したい人は、この「禁酒の瓶」を拝めば、なんとかなるらしい。
そこから神社へ上がる参道が有って杉林になっており、なかなか魅力の有る道で、この参道の途中に映画「隠し剣 鬼の爪」のロケ地になった神社が有るのも知ってました。
しかし昨日、雨が降ったので道が少し濡れており、天候も曇りなので上がるのはヤンピしました。
これを書いてる時に調べると「禁酒の瓶」から3分ほど歩けば有ったらしく、そんなに近いのならば行ってみたら良かった。
これにて「庄内33観音霊場」紀行文は完了しました。 引き続き他の霊場・紀行文等も御笑読ください。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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