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巡礼日 2014.5.25 掲載日 2015.2.6
予定では29番札所「正林寺」で菊川市に帰るつもりにしてましたが、まだ11時頃なので残り全部の札所をやる事にしました。
なんせ地図を見ると「金谷」から「牧之原台地」への坂道は、時間がかかり疲れも有るだろおと思い、かなりひびってましたからなぁ。
遠江33観音霊場の30番札所「青木寺」が有る「盛岩院」へ行く途中、縞模様の断層が見え、これを書いてる時にネットで調べてみると、断層の所に有った穴は「防空壕」らしく、最初に見た時は何かを貯蔵しておく穴かと思った。
この付近の地名は「岩滑」と言うらしく、昔は崖崩れでも多かったのじゃろか?
30番札所「青木寺」が有る「盛岩院」へ行ってみると、境内全てを作り直したのか新しい感じがします。
やたらと新しい石仏がギョウサン置いてあり、あんまり落ち着く雰囲気では無い。
どおでもよい石仏なんか高い金を出して購入せず、もおちっと古い物を生かすようにすればよいのだが・・・。
「盛岩院」境内を見渡すと大木が無く、植木屋で買ってきたような木と新しい石仏だけが目立ち、木陰が無い風景は何か荒涼とした感じがする。
観音堂内には、たぶん昔の堂を描いたらしい油絵が飾ってあり、拝見すると昔は樹木も生えていたよおで・・・こっちの雰囲気の方が良いなぁ。
たぶん「盛岩院」境内に生えていたであろう大木は、庭の落ち葉掃除や手入れがタイヘンで切り倒したのかもしれないが、残しておいた方が良かったと思う。
すんまへん、思ったまんまの素直な感想です。
ここで「掛川の歌」が流れたので、次の31番札所「菊水寺」で昼食にする事にした。
31番札所「菊水寺」は、村の中の奥まった所にある小さい堂でした。
入口ガラス戸に、札所「菊水寺」の説明書きが貼ってあり、それによると、この堂の天井絵は近所にある神主の家の人が描いたらしい。
戸の隙間から覗いてみたが、内部は暗くてよぉ~見えなかった。
昼時にわざわざ神主の家へ行って、堂内を開けてもらうのも気の毒なので隙間から写真を撮りました。
拝見すると、なかなか素晴らしい作だと思い、さすが東京美術学校卒業・・・。
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