HOME > 遍路・巡礼 > 遍路・車中泊「用具紹介」 車中泊-3 遮蔽板と荷物置き棚
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車中泊で夜になった時に窓から入って来る光を、どう遮って安眠するか、これは車中泊する者の永遠の課題であります。
外からの光が漏れて明るかったり、直接に目に光が入るとマブシイくて寝れまへんからなぁ。
今までは、窓にマグネットでカーテンを取り付けてましたが、取り付けるのがメンドウだったり、途中で外れたりしましてなぁ・・・。
しかし、皆の衆!!・・喜べえぇぇ~!!
究極の方法を見つけましたでえぇぇぇ~~!(^^)!
何でも売ってる、見るだけでもヒマつぶしになるホームセンターへ行きましてなぁ。
ベニヤ板かプラスチック板の売り場へ行ってみなせぇ。
その前にトイレへ行っといても、ええよ・・タダだから。
そいで何という製品か、よお~わかりまへんが写真のようなプラスチック?の板(ダンボールのように空洞が有る:以下「プラ板」と略す)を買い、車の窓に合わせて切りますねん。
普通の薄いベニヤ板でも良いんですが、加工をしにくいでしょうなぁ・・たぶん。
次に車の窓ガラスにマジックテープを貼ると窓が開けれまへんので、その横のゴム部分にマジックテープを貼り付けました。
はい、車内の見てくれなんかどうでもええです。
夜、車の中でグッスリ寝れりゃあぁ、ええんですから。
知らない人が車に乗って「あらあぁ・・こんな所にマジックテープが貼ってあるけど、何じゃろ?」と思うかもしれまへん。
そいで、ゴミかもしれんと思い親切心からテープを剥ぎ取るかもしれんので、そんな気配を感じたら「ゴォラア゛ァァ~・・触るんじゃねぇ~、取るんじゃねぇ。」と優しく注意してあげましょう。
プラ板の重さと、それを支えるマジックテープの接着力がどれほどのものか、わからんかったので、マジックテープをゴッテリ貼りました。
なんせ心配性なモンで、寝てる時にバサッとプラ板が落ちてきたら、同居人が作りが悪いと「ギャアァ~・ギャァ・・」とモンク言いますから・・
が、テープはそんなに沢山貼る必要が無く、窓の四隅程度で良いようです。
熊野古道・伊勢路へ行った時に初使用しましたが、完全に光りを遮りました。
あんまりにも暗過ぎて、車内に電気を付けにゃアカンかと思ったほどです。(^O^)
マジックテープの接着力は大したモンです。
使っていて、夜間パサリ・・と外れ落ちた事は一度も有りまへんでした。
軽四の車で二人して、何日も車野宿する場合は荷物が多くなりますわなぁ。
着替えやら何やら・・ゴチャゴチャと・・・
σ(*_*)の場合は、「杖」「笠」「尺八」「地図」の四種の神器が有れば他は無くても良く、着のみ着のままでもかまわんのじゃが・・
寝袋を持ち込んでるんですが、同居人が「どおしてもフトンが無いと寝れん」とワガママな事を言うもんで、益々荷物が多くなります。
今までの寝る場合は、寝具以外の全ての荷物を、運転席・助手席側に移動してました。
これがまたタイヘンでしてなぁ・・・
雨降ってる時なんか、ドエレエ目に遭います。
そいで、寝てる時に、ちっと飲み物が欲しいなぁ・・とか、モクを吸いたいなぁ・・なんて時には、寝てる同居人に気を遣いながら前席付近をゴソゴソ探します。
この気を遣う状況・・何とかならんか・・
ふと見れば、寝ている足下の空間が広々と空いており、利用するとしたら、この空間しかねぇと思い、机みたいな組み立て式の棚を作りました。
これを足下に置き、着替えが入ってるプラ箱を2個、ドッコイショと棚に載せ・・・
これを移動するだけで車内の空間が広がり、荷物の整理がしやすく、その他のダンボールを前席へ移動。
寝る時は、棚の下に丸めてあるフトンをスズッ・・と出して広げ、寝袋にくるまって、おやすみなさい。!(^^)!
棚には予定していたプラ箱だけでなく、笠とかその他の小物を置けるんですなぁ。
これがヒジョウに便利で、荷物移動時間が今までの1/3程短縮が出来ました。
さらに車の駐車位置を変えたい場合、今までは運転席側から全ての荷物を後ろ側に戻してましたが、これを作ったおかげで車内から運転席の荷物を移動出来て、短時間で車を発進できます。
ただし車を運転しとる時は、棚の上の荷物は下へ降ろしてます。
後ろが見えねぇし、荷物が動くかもしれんので・・・・
狭い車の中・・、あぁたの足下に隠れた空間が有る・・・(^O^)
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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