HOME 遍路・巡礼 遍路・車中泊「用具紹介」 車中泊-4 自転車の分解・積込み
今までの車中泊では、車にママチャリ自転車をそのまま無理矢理、横倒しにして積み込んでいました。
しかし何とか車に効率的に自転車を積み込めないかと、いつも思いましてなぁ。
そこで行き着く所は、どうしても「自転車の分解」しかありまへん。
条件としては、「自転車分解・組み立てに時間を取られず、ドシロウトのトシヨリでも何とか出来る。」の1点のみ。
ネットで調べて、ここまでならば分解・組み立てに、そんなに時間がかからず、車に積み込んでも容量を減らせるという所までを試してみました。
前輪を外す時は「「泥除け」「前籠」「前輪」が同一作業で外せますが、知ってましたか?
そおでしたか、そりゃあぁ~知ってますわねぇ・・すみません、余計な事を言って・・・シクシク・・・(/_;)
前輪の「泥除け」は雨以外の時は用が無く、また突発的な雨以外の時は使用しないつもりでしたので、最初から家に置いて持っていきませんでした。
後輪の「泥除け」も・・と思いましたが、大勢に影響が無さそうなので、そのまま。
最初はこれも家に置いていくつもりでした。
しかし、越後屋が「どうしても、こおしても取り付けてくれ。リュックを担いで自転車を漕ぐのはイヤじゃ。
途中で死んでしまう、アタイを殺すのか・・ヨヨヨ(泣くマネ)・・・」と鼻水垂らして泣くマネしましてなぁ。
ほれ、昔から世間では「泣くマネする小汚いババアと、シツコク電波の押し売りする犬HKには、勝てない」と言われており、しかたなく前籠も持って行く事にしました。
どうせ前籠を取り付けるならば、これを何とか利用できないか?と思いついたのが、後に記載する「自転車用マップ板」です。
取り外す時は、ネジをゆるめるだけで簡単ですが、取り付ける時は前ブレーキの位置に注意してください。
ネジを締める時に、前ブレーキとタイヤの間隔が同じ程度に離れていないとブレーキが掛かっている状態になります。
ブレーキが当たっている場合は、タイヤを少し傾けて調整しながらネジ締め直し、タイヤを一回転させてブレーキに当たっていないのを確認し、少し片側に寄っていてもタイヤに当たっていなければ「良し」としました。
あまり深くこだわらない、いい加減な人間なモンでして・・f(^_^;)ポリポリ・・
これは取付・取り外しが難しいのでは・・と思ってましたが、以外と簡単。
注意する点は、「左足のペタル」のネジが「逆ネジ(普通のネジと反対方向)」というだけです。
そのためペタルには「R」「L」の刻印が有りますが、そんなのを確認するのがメンドウなので、左足用ペタルには黄色のペンキで印を着けて、一目でわかるようにしときました。
もう1台の自転車は「チェーンカバー」が付いてないので、車内積み込みの時には、チェーンの油等で服が汚れる可能性が有ります。
ネットで見つけたのですが、「普通のホースを真っ直ぐに切って、そこにチェーンをはめていく」というのが有りマネしてみました。
最初のうちは取り付けていましたが、だんだん手抜きを覚えて、服に汚れが着かないように積み込み等をして、最後になると使用しませんでしたが、一応参考のためにね。
ハンドルは六角レンチで緩めて下げました。
なおこの時に、調子に乗って六角ネジを緩めると中の台座が落ちるので、ハンドルが軽く動く程度までしか緩めません。
座席も下の方へ下ろしておきます。
前輪を180度回し、逆さまにして車に積み込んだ様子です。
自転車周囲の空間には、荷物を入れたプラスチック箱などを置いて取り囲みましたが、旅行中に倒れたり不都合な事は有りませんでした。
下北半島の霊場巡りで、初めて試してみました。
慣れつうもんは、オトロシイもんでしてなぁ。
最初は恐る恐る分解・組立をしてましたが、3日もすれば、慣れちまって・・・
車から、逆さまになっている自転車を降ろし、その逆さまのまま前輪・前籠を取付、次に普通に立ててペタルを取付。(1台組立や分解に5分とかからない)
そのまま連続して翌日も自転車に乗るならば、車の近くに自転車を置いておきます。
車で移動中時や翌日は自転車を利用しない車中泊の場合は、前輪だけ取り付けた自転車を近くに置き、前籠・ペタルは取付ませんでした。
前輪だけを取り付けたのは、そこらへ自転車を持っていくのが楽チンだったのと、前輪取付ネジを手の力だけで簡易に留めるだけにして、工具を使用せず手間をかけないようにしました。
写真ではわかりにくいですが、車用遮蔽板を作った時に余っていたプラ板を利用しましたが、ベニヤ板でも良いと思います。
構造的には、微積分の計算とかオームの法則等という、ややこしい知識は必要なく、単純にプラ板を前籠に取付けて、クリップでプラ板とファイルを留めるだけです。
あっ・・ファイルはチャック付きの方が良いですよ、小雨程度ならば雨水が浸入しませんでした。
ハンドルにもクリップを付けましたが、これは走っている時にマップ板が振動で飛び跳ねないようにとの親心でしたが、舗装道路を走ったためか、その親心は不要で、バタバタ開いたりしませんでした。
「自転車用マップ板」も大いに役立ちました。
それまでは首から地図ファイルを掛けて必要の都度に確認してましたが、このマップ板のお陰で、いつも目前に地図があるので手間が省けます。
それでは、自転車の積み込みをして車中泊をお楽しみください。
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