HOME  > 遍路・巡礼  > 遍路・車中泊「用具紹介」  歩き遍路-1 笠のあご紐


遍路笠のあご紐・付け方  

H16.1.25 UP   


遍路笠の利点と欠点

 遍路笠は、人によっては単なる飾りじゃ、あんなモン役に立たん・まだ帽子の方が良いと思ってる人もおります。

 まぁ、人それぞれで、それはそれで良いんですが、σ(*_*)は遍路する時に、これほど便利な物はないと思ってます。

利点

  1 太陽の日差し除けになる。
  2 雨の時、直接雨が顔に当たりにくい。
    本格的な雨の時は雨具を着て、雨具の頭の部分は内部へ入れて使用せず、
   そのまま笠を被ってます。
  3 みっともない顔を、人様にさらさなくて良い。

欠点

 1 被っていて風に煽られると、笠が自分を見捨てて断りもなく、どっかへ行っちまいそうになる。
 2 笠をアゴで結んでも、緩んだりして外れそうになったり脱着がメンドウじゃ。 何とかせい!!
 3 壊れやすく、物が大きいものだけに使わない時に邪魔になる
 4 笠を被ると、カシコイ頭が笠と擦れて痛くなる・・どうしてくれる。

等が有ると思います。

対策

 はいはい、オヤブンでぇじょうぶ。
 次のような対策を考えてまんがなぁ。(^_^)v
  遍路笠・顎紐改造   遍路笠・顎紐改造・正面より   遍路笠・顎紐改造・横より

欠点1の対策

 σ(*_*)らは写真のように新たに紐を結び直して使用しておりますが、風が強い日でも、笠が飛ばされる心配もなく安心しております。
 一度作っちまえば、こっちのもんで後は何の心配もいりまへん。

欠点2の対策

 「紐押さえ」があれば笠の脱着もラクちんです。

欠点3の対策

 これは、しかたありまへんなぁ・・σ(*_*)に文句言われても・・どっかヨソで言ってくんなせぇ。

欠点4の対策

 頭に当たる部分に包帯を巻いてます。(写真参照)
 σ(*_*)は悪い頭を少しでもカシコクなるように、さらに日本手拭いを鉢巻きにしてから笠を被り、頭を保護してます。遍路笠・顎紐改造・説明図

図の説明

 紐1・2=笠の内側に、自分の耳たぶより下になるように調節して取り付けます。
 適当に付けちゃうと、耳の途中に紐3が来ちまいます。

 紐3=紐1・2の輪の中へ通し、「紐押さえ」の中へ通す。

 紐押さえ=これが正式な名前なのか、わかりまへんが、中のバネを利用して紐を押さえる物です。

「紐押さえ」を、アゴへ向かってググッッ~と引き上げるとOK!!

 いずれも手芸屋or100円ショップで買えます。

◎100円ショップにて買った物
     紐=「カラーロープ(中)3m」
     紐押さえ=5個ほど入ってました。
     包帯=1本分あればOK。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます



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