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 「手島」付近、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 H20.4.14 巡礼    H21.11.4 UP


新潟県の三大「閻魔堂」/越後33観音霊場・只一人

大池・小池

 「大池」「小池」というのが有り、あっ・・いえ・・人の名前では無く、溜池の名前で付近は公園になっています。大池・「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 この頃になると、だいぶ疲れて来て、この「大池」に「ビジターセンター」ちゅうのが有り、そこの食堂で何か食べようと思って歩いてたんですが、なかなか着きまへん。

 ここ最近、非常食のような物ばっかり食っていたので、マトモな物を食いたいと思いましてなぁ。大池・「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 「大池」の池沿いに歩いてると、離れ島のような所に「塔ケ崎遺跡」ちゅうのが有り、そこから火焔土器が発見されたらしいですか、疲れていたので眺め通り過ぎるだけにして、なんせ、足が痛く疲れてるので・・

 途中、食堂のような物が有りましたが、あくまで「ビジターセンター」にこだわっていたので寄らずに、ひたすら歩きました。

 やっと「ビジターセンター」に着いたら、食堂も無く、管理人も居ない閉館状態。ビジタセンター、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 あらあぁぁ・・ここはキャンプ場の管理するだけの施設だったようなのね。

 しかたなく、そこの東屋で、チョコレート食べて、しばし休息。

 「中島」付近を歩いてると、向こうから犬連れたジサマが話し掛けてきて、うっ・・ホントは疲れていて足が痛く、あんまり立ち止まりたくないんじゃけどなぁ。

 「どこから来なすった。 あんた、坊さんかね?」

 杖と笠を持って歩いていれば、好意的に見てくれる人は坊さんと間違えてくれるようですなぁ。「日根津」付近、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 さすが小汚いカッコウしていても、コジキと間違われて石投げられんだけ、ええかもしれん。(^O^)ナハハハ・・

 「へい、越後霊場を巡ってる巡礼でごぜえます。坊さんではなく、ただの巡礼でごぜえます。 この先に閻魔堂の有る寺が、有ると聞きましたが・・」

 「うん、子供の頃に行ったよ、チッコイ寺じゃった。」と言って道を教えてくれました。

 幸い連れている犬にも吠えられもせず、よかった・ヨカッタ・・・

米山堂・三十三観音

 ジサマと別れて集落外れまで来ると「米山堂・三十三観音」と書いた案内標識があり、そこから山に向かって細い道がありました。 米山堂、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 よおおしぃ・・せっかくだから寄り道して行ってみようか。

 方角的にも閻魔堂の有る「町田」集落へ向かっているようなので、うまくいけば、そちら側の集落へ下りれるかもしれん。

 山道を歩いてると、やがて旗竿と、小さいお堂が建っており、これが「米山堂」らしく、お堂の中を覗いてみましたが、よぉ~見えまへん。 米山堂、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 扉に鍵が掛かっていましたが、手で開けられる鍵だったので扉を開けて拝見すると、中は小綺麗な板の間になっており、一つの石地蔵さんが奉ってありました。

 緊急避難的には、ここで野宿できるかもしれんなぁ・・と思いながら扉を閉めて元のように鍵を掛けました。三十三観音、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 山道をさらに少し進むと鎖の手摺りがある石段が見え、そこを上がった小高い所が広場になっており「三十三観音」の石仏が広場を囲んでいました。

 案内看板を読むと200年前に西国霊場を巡った近在の人が、記念として作ったらしい。

 σ(*_*)なんか西国33観音霊場は、まだその途中までしか歩いてまへんでぇ。

 西国霊場は四国よりも歩くのがキツく、熊野古道・中辺路の道なんぞ、昔のまんまの道です。

 江戸時代ちゅぅたら、四国に限らず、全国の道は中辺路のような山道ばっかしだったろうし、四国霊場は遠距離を歩くけれど、西国霊場もけっこうな距離が有りますからなぁ。三十三観音石仏、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 そりゃあぁ霊場巡りの達成感により記念碑でも作りたくなると思い・・うん、その気持ちよぉ~わかる。

 わけても当時は、巡礼に出たくても出れない人の方が多く、巡れる人は恵まれてる人だったらしい。

 ところで・・反対側へ降りる道は?・・・あぁ、そうなの・・無いのね・・・トボトボと今来た道を引き返しました。

閻魔堂

 「町田」集落へ入り、寺らしい物を探しながら歩いたんですが、見当たりまへん。 閻魔堂、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 何となく庵でも在りそうな雰囲気の山道が有ったので、行ってみると墓場だった。

 あちゃあぁぁ・・・せっかくここまで来たのにぃ・・元の道に戻って、そこらで農作業しとる人にでも聞こうと思ったのですが、そおいう時に限って人の気配が無いのですなぁ。

 それでも道の突き当たり付近の建物が、何となく閻魔堂のような雰囲気に見えたので行ってみると、そこが寺でした。

 この閻魔堂は新潟県の「三大閻魔」の一つになっとるらしく、残り二つは柏崎と直江津に有るらしいが、直江津の方は無くなったそうな。閻魔、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 閻魔堂の扉を開けようとしたが、鍵が掛かってるのか動きまへん。

 ひとまず本堂の階段に荷物を置いて一休みし、その間に寺の人でも出て来ないかと待っていたのですが出て来まへん。

 待っていてもしょうがないので、本堂と連なってる住宅のピンポ~ンを押して「すみませんが閻魔堂を見せてもらえますか」と声をかけました。

 家の中から「扉は重いけれど開きますので、自由に見てくんなせぇ。鍵は掛かってまへん」という返事が来た。

 さよか・・と思い、閻魔堂の扉を「せぇ~のぉ~」とコンジョ入れて引いたら開きました。奪衣婆、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 薄暗い堂内の正面に閻魔さんが座っており、右側に着物を剥ぎ取る役目の何とかババアが座ってます。

 正直言って閻魔さんより、最初はこのオババの方が白く浮いて見え、目玉が金色に塗ってあるもんだから、リアルで怖ろしげに見えた。(写真では、あんまり感じ取れまへんが・・)

 やだなぁ・・死んだら、こんなオババと会わにゃ、いかんのかぁ・・

 そお言えば家に帰ると、これとよぉ~似たゴオツクババァが居るんだった。ああ・・やだやだ・・・


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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