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 宮川神社、「越後33観音霊場・只一人」紀行文  H20.5.6 巡礼     H22.2.6 UP


遍路・巡礼の服装にイチャモン/越後33観音霊場・只一人

遍路・巡礼の服装

 越後33観音霊場の札所「宝蔵寺」の近くに「勝山城跡」ちゅうのが有り、戦略的に考えれば寺付近より城跡へ行く道が有り、さらに日本海側へ出る道が有ると思いますが、わからんので県道23号線を歩きました。「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 一直線に伸びた道路を「宮川」集落入口に来ると「二十三夜塔」と石仏が有ります。

 ところで今までと違って、今回は自転車を押し歩きながら、遍路・巡礼のシンボルである杖と笠を持たずに普通のカッコウして歩きました。

 ちゅうのは、今回出発する時に越後屋が
 「ここら付近を歩く時は、作務衣姿に杖と笠を持って近所を歩かんといてね。」

 「何でじやぁ・・あの姿形はσ(*_*)のシンボルマークじゃ。」

 「あんなカッコウで、そこらを歩かれたら『あそこんちのトッツアンが、変わったカッコウして歩いてた。まだ若いのに、いよいよボケが始まり徘徊し始めたようだ、カワイソーに・・』と近所中の評判になり、恥ずかしくてもう外を歩けんようになる「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 息子のヨメさんも、実家に帰って戻って来なくなる。」


 「な・・・何をタワケタ事を・・・笠・杖は遍路・巡礼としての必需品。
 作務衣もそれにふさわしいカッコウだという位は、わかっておろうが・・。

 第一そんな事言ったら、おまえだって遍路・巡礼した時は、白衣に杖と笠を持って歩いてたじゃねぇか・・・何が恥ずかしい。」


 「あれは、知らない人ばかりの土地だったから、ええんじゃ。」

 あっ、そおか・・お前は、そお言う事をいけシャアシャアと言うヤツじゃったのか・・・

 「実はのおぅ・・この越後霊場巡りする時は、尺八吹きながら道筋を歩き、各家を巡って托鉢しちゃおうか・・とも密かに考えとったんじゃ。石仏、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 それを見た近所・親戚の人達からは、『あらあぁ~・・今時珍しい。信心深いお父様を持って御家族の方も幸せですねぇ。お坊さんになられたんですか?』と聞かれて、むしろ誉められ尊敬の眼差しで見られるかもしれんぞ。

 そしたら『はい、これからは心を入れ替えて余生を過ごすつもりです・・ナムナムナム・・・』と言おうかと思ってたのにぃ。」


 「またアホな事を・・とにかく近所で、あのカッコウは止めて!!」と、どうしても「ウン」と言いまへん。  ゴオジョウなヤツじゃ。

 念のために息子のヨメさんに聞いてみると
 「できれば・・その・・ああいうカッコウで近所を歩くのは止めて欲しいのですが・・」

 越後屋の薄ら笑いをしながら、勝ち誇った目・・・・

宮川社叢

宮川神社、「越後33観音霊場・只一人」紀行文     宮川神社、「越後33観音霊場・只一人」紀行文    宮川神社・境内、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 話しを戻して・・・「宮川」集落に「宮川神社社叢(しゃそう)」という看板が出ており、地図にも載ってたんですが、道筋から離れており最初は寄る気が有りまへんでした。

 でも看板に「250m」と書いてあったので、「自転車で行くならばすぐじゃな・・この区間だけは自転車に乗って行き、面白くなかったら、また自転車でサッと戻れば時間もかからんしぃ・・」と思って行ってみました。

 しかし宮川神社の後ろに書いてある「叢(そう)」という字の意味がわかりまへん。

 宮川神社へ行ってみると案内板が有り、それには「国指定文化財 天然記念物」と副題が付いており神社近辺の植物・樹木が茂ってる状態が珍しいらしい。

宮川神社・彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文   宮川神社・彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 でもσ(*_*)あんまり植物関係には興味が無いので、せっかくだから社殿の「龍が2匹睨み合っている」彫り物をデジカメで撮っておきました。

 宮川神社の裏手は地震被害にあったようで切り開いてあり、たぶんそこが「社叢」でなかろうか?

 後で調べると「社叢」とは、「鎮守の森」という意味らしいです。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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