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 加茂「青海神社」神池、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 H22.7.23 巡礼   H23.6.11 UP


加茂「青海神社」の亀

長瀬神社の東屋にて休息

 加茂「長瀬神社」付近、「越後33観音霊場・只一人」紀行文     加茂「長瀬神社」付近、「越後33観音霊場・只一人」紀行文     加茂「長瀬神社」道標、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 大登峠より蚊の攻撃に晒されないように、足早と言うより・・走るような感じで山道を降り、人家が見えて橋がある所まで来ました。加茂「長瀬神社」付近・東屋、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 橋の下は川だという固定観念が有りますが、見ると下は車道で水の代わりに車が走っており以外だった。

 そのまますぐに長瀬神社の裏から入ろうと思えば入れましたが、一応ケジメとして正面の鳥居から入ろうと信心深い事を考えましてなぁ。

 でも、その途中に公園のような所で東屋が有ったので、そこで一休み。
加茂「長瀬神社」東屋にて休息、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 なんせ蚊の猛攻撃を避けるため、休まずに歩いて来たもんだから汗がビッシヨリ。

 余りにも暑いので作務衣の上着を脱いで上半身裸になり、作務衣を壁に掛けて干しながら、しばらく口を開けてボケエッ~としていました。

 そお言えば、四国のエンドレス遍路さんも、東屋で衣類や持ち物を一杯広げて干していたが、今となってはその気持ち、よぉ~わかります。

 だんだん、σ(*_*)も自然にそおいう生活スタイルになって行くのかもしれない。
加茂「長瀬神社」拝殿、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 近くに水道が有ったので、手拭いを水で濡らして体を拭くと、汗でベトベトしていた体がスッキりした。

 今日は、ここの加茂駅付近までの予定なので時間が有り、尺八でも吹いてヒマつぶしをしようかと思いましたが、近くに人家があるので止めといた。

 1時間近く休んでから長瀬神社の裏口から入りました。

 はい、当初この東屋へ来るまで持ちこたえていた信心深い心は、東屋で口を開けて休んでいるうちに、すっかりどっかへ吹っ飛んじまい行方不明になりました。加茂「長瀬神社」鳥居、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 長瀬神社は歴史の有る古い神社と聞いていましたが、神殿は最近作り直したのか新しいよおです。


 ネットで調べた時には、龍の彫刻があり首が無い・・とか書いて有ったような気がしたが拝殿の彫刻には龍の顔が、しっかり彫って有ったが、これとは違うのかな?

 尺八を吹いて参拝しようかとも思いましたが、疲れが残ってたのと、神社が新しいので今一つ情緒が無かったので賽銭だけを入れました。

加茂市内

 加茂川の橋を渡り川沿いの道を歩いてると、おぉぉぉ・・・カッパが釣りをしてるでねぇか。加茂川、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 なかなか遊び心が有りまんなぁ・・(^O^)・・カッパどん、釣れまっか?

 加茂市の商店街を歩いてると、ちょうど小学生の下校時間なのか群れになって歩いており、一人の男の子が挨拶をしながら通り過ぎた後、「かっこいい」と言うのが聞こえました。加茂川・カッパ、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 今までは胡散臭い顔をされたり、目を合わせないようにされた事は、星の数ほど有るが「かっこいい」と言われたのは始めてだ。

 余りにも嬉しかったので、よっぽど「どや、弟子になるか?」と言って納札の一枚でも渡そうかなぁ・・と思ったが、町の中で怪しいヤツが子供に何かしようとしている・・思われたらアカンので「ふふふ・・」と笑ってそのまま歩きました。加茂市内、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 その時は、笠を杖に結んで持って歩いてたので、作務衣で杖を突いてる姿が、マンガにでも出てくる悪い妖怪と闘う、カッコイイ修行僧のコスプレのように思えたのかもしれない。


 あっ・・ちなみにσ(*_*)は、妖怪なんかと闘っても、すぐに負けると思うし、その前に「ゴメンナサイ」して、後も見ないで逃げるじゃろおなぁ・・・・たぶん。

青海神社の亀

加茂「青海神社」鳥居、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 加茂「青海神社」亀の飾り、「越後33観音霊場・只一人」紀行文 加茂「青海神社」神池の亀、「越後33観音霊場・只一人」紀行文
 加茂「青海神社」階段、「越後33観音霊場・只一人」紀行文     加茂「青海神社」拝殿、「越後33観音霊場・只一人」紀行文      加茂「青海神社」、「越後33観音霊場・只一人」紀行文
 加茂市の青海神社の鳥居を潜ると「神社用水」に大きな亀のシンボルが飾ってあり、口から水をチョロチョロ出しています。

 それが単なる一匹の亀だったら、そんなに珍しくもないのですが、親亀の上にチッコイ子亀や孫亀がゾロゾロと這い上がっており、なかなか精巧な造りです。加茂「青海神社」彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 思わず昔流行した歌の「親亀コケたら、子亀、孫亀、皆コケたあぁ~」というのを思い出した。

 青海神社の参拝は後にして、加茂山公園に有る「神池」のベンチで、非常食として残していた食糧とオニギリを食べました。

 その後は、しばらく池で泳いでる亀を眺めながら、ボケエッ~・・・

 池には亀が2匹スイスイと泳いでおり、先程の「神社用水」の亀のシンボルといい、この神社は亀と何か関わりの有るアリガタア~イ伝説でも有るのでしょうか?。

 一休みした後、青海神社への長い階段を上がると拝殿が見え、ここの彫刻は鳳凰が飛んでる図柄で、拝殿周囲にも十二支の彫刻が有り、なかなか見応えがあります。

     加茂「青海神社」鳳凰の彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文
 加茂「青海神社」虎の彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文   加茂「青海神社」鳥の彫刻、「越後33観音霊場・只一人」紀行文
 一曲吹いて参拝し、拝殿へ渡る廊下が「鶯張廊下」になってるらしく見学料を払うと歩かせてもらえるよおでしたが、外側を足場を組んで工事してるよおなので止めといた。

加茂駅にて


 暑さのためヘロヘロになりながら加茂駅舎へ入り、汽車に乗るわけではないが、待合室のクーラーで涼もうと中に入って「どっこらしょ」とベンチに座りました。


 すると、ほどなくして隣に居たオバハンが荷物を取りまとめて外へ出て行きます。

 あれっ?・・オバハン、汽車時刻にはまだ早いでぇ・・外はまだ暑いのに、そんな所に居たら持病の更年期障害が悪化するのにぃ・・と、いらん心配した。加茂駅、「越後33観音霊場・只一人」紀行文

 しかし、ヒョッとしたらσ(*_*)から発する汗の臭いに居たたまれず、外へ出たのかもしれん。


 後ろの方に座ってる女子コーセや、男子コーセの所までは臭わなかったのじゃろか?それともガマンしとるんかな?

 なんせ上着が汗でビッショリ濡れてるから、そりゃあぁ四国のエンドレス遍路さんみたいな臭いを発してたかもしれんなぁ・・オバハンや周囲の人達、ごめんね。

 特にこの日は、どこかの列車に不都合が有ったらしく、駅内放送で盛んに列車の遅れを広報してます。

 でも、もおチット涼みたかったので、人の迷惑をかえりみずに、30分位あつかましく座って休んでました。

 


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。



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