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遍路日 2011.12.3 掲載日 2012.9.9
12月の寒い夕暮れ近く、小豆島88箇所霊場を徒歩遍路するため、岡山港より小豆島行き4時のフェリーに乗るため、出港15分前に着きました。
係りのトッツアンに教えられたキップ売り場へ行き、ひとまずフェリーに乗船して、ホッ・・これに乗り遅れたら、次は7時頃まで待たなければアカンからなぁ。
乗ってみると、σ(*_*)の車1台とオートバイ1台だけで、これじゃフェリーも赤字だろなぁ。
外のデッキ座席には、だれも居なく、この様子だと船室にも客は居なんじゃないかと思ったら、それでも10人ばかり座席に寝転がっています。
売店が開いたので行ってみると大した物も売っておらず、船員兼店員のトッツアンが新聞読んでおりヒマそう・・そおだわなぁ・・1時間程度の乗船じゃ、買う物も無いわなぁ。
せっかく一生懸命に新聞を読んでるのに悪いが、小豆島の観光地図のような物が無いかと尋ねるとパンフレットを1枚くれました。
ついでに、この船が着く「土庄」岸壁付近に無料の駐車場は無いかと、アツカマシイ事を聞いたが、やっぱり無さそう。
さよか、少し探して駐車出来る所が無いようならば、少し離れているが「道の駅」へでも行って泊まろう。
ちなみに「土庄」に着いてから確かめると、有料の駐車場は岸壁近くに有りました。
フェリーの煙突付近に有る最上階から風景を見ていると、さすが瀬戸内海、島が一杯有りますねぇ。
で・・これから行く、小豆島はどれじゃろう?、 船の進路方向に、大きい島が見えるのであれかな?
地図で見ると小豆島は小さく思えますが、こおやって見ると、けっこう大きい島で山上に雲がかかっています。
へえぇぇ・・低い山だけしか無いチッコイ島だと思っていたが、雲がかかるような高い山も有るんだ。
客室や船内部の様子を撮したりしてると、別のフェリーと擦れ違い、小豆島に近づくと、山の中腹に白い物が見え、観音さんが立っているよおです。
土庄(「とのしょう」と読みます)の港へ着く頃には、すっかり真っ暗。(写真は明るさ調整してあります)
フエリーから下船してから、そこらをウロついてると観光案内所を見つけ、そこでスーパーの場所を聞くと「土庄港 ぐるりマップ」なる物をくれて、蛍光ペンで位置を書き込んでくれます。
このマップは以後も非常に役立ち、土庄町の概要が全てわかりましたので、小豆島へ初めて来た人は、ぜひ手に入れてください。 はい、もちろんタダです・・・心配しなさんな。(^O^)
教えられたスーパーで翌日用の昼飯等を買い、近くの中華料理屋で、当地だけに有るような変わった物をと思い「海鮮おこげ」なる物が有ったので、それを注文しました。
そのうち店員が皿の中に「雷おこし」のような物が4つ入ってるのを持って机の上に置いたので、あやうく「こんな「雷おこし」のようなモンを注文しとらんでぇ・・海鮮なんて、どこな有るんじゃ。」と言いそうになった時、手にもっていた鍋から海鮮の具をジャアァ〜と掛けました。
あらあぁぁ・・そおいう仕掛けだったのか・・危なかったなあ・・何も知らんイナカモンのジジイが、モンク垂れて恥かく所だった。(^O^)
まぁ・・確かに「おこし」のように見えた物は五穀を焦がした物らしく、「海鮮おこげ」と名打ってるだけあって「お焦げ」の味はしました。
「小豆島オリーブ公園」で車泊するつもりでしたが、途中で道を間違え「小豆島ふるさと村」に来てしまった。
ここでも寝れそうなので、ここで車中泊。
車でゴロンと横になり、窓から見える夜空を眺めると、久しぶりに北斗七星が見えました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「奥州薩慈」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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