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 法泉寺・境内、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記 H18.8.19 UP


24番「法泉寺」での尺八/秩父34観音霊場記

 やがて舗装道路になりテクテク歩いてると、お馬さんが2匹ノンビリと草原でボオッ~としており、武甲山を背景に、なかなか絵になりますなぁ。武甲山と馬、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 これで「アルプスの少女ハイジ」みたいなカワイイ娘が、道端で花を摘みながら笑顔で手を振ってくれたら、もう感激してσ(*_*)泣いちゃう。

 しかし今時、馬を飼ってるなんて珍しいでんなぁ、競走馬でしょうか?

 まさか農耕馬じゃねぇだろなぁ・・それともやっぱし馬刺し用?、カワイソーに・・

武甲山を正面に見て・・、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記  巡礼道、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記   谷川を隔てて望む法泉寺、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 武甲山を真正面に眺めるようなノドカな道を行き、人家沿いの道を歩いて少し山側の坂道を上がると、谷川を隔てて秩父34観音霊場の24番札所「法泉寺」が見えます。

 見えたのは良いが、坂道を少し上がった所に橋が有り、先程の見えた場所まで戻らにゃアカンので、チト損した気分にもなり、雰囲気的に裏参道のような気がしたが、後でやっぱし正式な表参道は別に有る事がわかった。法泉寺 東屋、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 境内にはだれも参拝客がおらず、納経所内で人が話をしているのが聞こえます。

 「お休み所」の東屋が有り、荷物をベンチに置き、暑いので「あちちちち・・・」と言いながら作務衣の上を脱いで上半身ハダカになりました。

 ええですなぁ、男はこおいう場合(^O^)・・別に女の人がマネしてやってくれても、苦情は言うつもりは、サラサラ無いが・・

 汗で濡れた作務衣を広げて、壁に掛けて乾かしてベンチに座ってると、そよ風が体に心地よいですなぁ。

 蛇口の水で、頭に巻いてた手拭いを水につけて体を拭くと、さらにサッパリし、女の人には味わえんじゃろ、どうじゃマイッタか。(^O^)

 一休みした後、境内で写真を撮ってると、同年代のトッツアンが来たので挨拶し「お休み処」で話をした。

 近くの「羽生」から来たというが、この辺の地名は全然わからんかったが、たぶん言われるように近くなのでしょう。法泉寺 奉納額、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 山登り・バイクが趣味のようで、聞いてみると四国もバイクで行ったと言い、秩父ではないがサル・猪・熊に出会った話しもしてくれました。

 サルと道で出会った時は、サルの親分もこちらを認識していたが、どちらも慌てず騒がず、お互いにメンツを保ちつつ・・・行き掛かり上「オメエなんか、気付いて無いわぃ」という雰囲気で、そのまま歩く速度も変えずに、静かに側を行き違ったそうです。

 犬もイヤだけれど、サルも何をするかわからんからなぁ・・四国で「星の岩屋」へ行く途中で出会ったサル集団は、向こうから逃げてくれたので助かったけれど、あんなのに集団で囲まれちまったら、そりゃあぁ怖いわなぁ。

 熊を見つけた時は、すぐに木に登ったと言うので「木に登ったら、熊が登って来て、かえって危ないのじゃねぇの?」と聞くと、遠くで見つけたので木の上で気配を殺しており気付かずに行ってくれたそうですが、運が良かったんじゃろねぇ。

 トッツアンがし゜もとの人なので、秩父34観音霊場の26番札所「円融寺」の「奥の院」へ行く道が、ちとややこしそうだったので聞いてみると、秩父セメントの会社の守衛に言えば通してくれる・・等と教えてくれました。

 トッツアンと語らってると、σ(*_*)らが23番「音楽寺」を出発する頃に寺へ着いたオバハン3人組が「法泉寺」階段(表参道)から上がって来ましたが、σ(*_*)らが休んでいる東屋へは来ません。

 たぶん、σ(*_*)が上半身裸だし、汗臭いボロ布みたいな作務衣をベンチ背もたれに干してあるもんだから、こいつに近寄ると何しでかすわからんアヤシイ人物だと思ったんでしょうなぁ。

 東屋は広かったので遠慮せんと、反対側にでも荷物置けばええのに、オバハン3人ぐらいは横になって、くつろげるでぇ。

 で・・暑かったろうに、σ(*_*)みたい上半身裸になってですなぁ・・(^O^)法泉寺 観音堂、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 そんな思いやりも知らずに、すぐに納経所へ直行し「掛け軸がどうたら・・・次の寺へ行くには・・」と熱心に尋ねてるのが聞こえます。

 トッツアンはバイクの話しになると、熱がこもって話しするので、σ(*_*)はあんまりバイクに興味がなかったので越後屋に話相手をさせて、まだ汗で濡れている作務衣を着て尺八参拝しました。

 尺八を吹き始めると、帰り始めたオバハンの一人が「あらっ・・尺八吹いてはるわ・・○○さん、戻って来られ・・尺八吹いてるでぇ。」と先に階段を下りた仲間のオバハンを呼び止める声が聞こえます。

 しかし、そんなモンを聞いてもしょうがねぇ・・と思ったのか、それとも長い階段をもう一度上がって来るのがイヤなのか、来なかったようです。

 残念やったのぉ、もおチット、納経所で長話をしていれば良かったのに・・・。(^O^)

 尺八参拝が終わって戻ってくると、トッツアンが「初めて尺八を聞いた」とエライ感心してくれます。

 明日の行程を聞くと同じようなので、「明日もどこかの寺で会えるかもしれまへんなぁ」と言って別れました。

 時間が一致しなかったのか、このトッツアンとも、先程のオバハン3人連れにも、以後二度と会うことはありまへんでした。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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