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  円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記  H18.9.16 UP 


26番「円融寺」・奥の院「岩井堂」/秩父34観音霊場記

円融寺・奥の院「岩井堂」へ、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記    円融寺・奥の院「岩井堂」2、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記    裏の石仏、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記
山道、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記
 石階段の手摺りは、秩父34観音霊場の26番札所「円融寺」・奥の院「岩井堂」まで、ズウッ~と付いてるのかと思ってましたが、最初の長い石階段の箇所だけで、奥の院「岩井堂」手前の石段には手摺りが付いてまへんでした。

 そやろねぇ・・そこはそんなに長い階段ではねぇからなぁ・・・景観を考えて無理に手摺りを設置しなくて、正解だったと思う。

 奥の院「岩井堂」の参拝は後にして、その裏山にも何か珍しいモンが有るらしいので、そちらを先へ行きました。尾根道、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 「岩井堂」の裏側は半洞窟のようになっており、四国で言えば「星の岩屋」の「裏見の滝」のような感じで石仏も数体あります。

 そこから尾根伝いの山道を行くと、大きな石に大きい仏さんが座っており、ここまで、こんな仏さんを運ぶのは大変だったやろねぇ。

 「仏国禅師座禅石」というのが有るらしく、その仏さんが座っている台座の石が、それかと思い、おぉぉ・・さすが名前の通りに、仏さんが座っていらっしゃる。尾根の仏像、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 何か悟られましたかいのおぅ・・と感心したフリして眺めていると、先に行っていた越後屋が「ここに座禅石が有る」と言います。

 えっ?・・はれっ?・・違っていたの?・・・すると、この仏さんは、何者?・・そおだわなぁ、人が通るような尾根道の真ん中で座禅を組んでもしょうがねぇやろなぁ。

 人が通ったら気が散るやろおしぃ・・「この人、なに眠っとんのぉ、キャハハハ・・」と笑われたら恥ずかしいやろおしぃ・・座禅するなら、もおチット、人が来ないような隠れた見晴らしの良い所でするやろねぇ。仏国禅師座禅石、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 行ってみると道から少し外れた所に、確かに見晴らしの良さそうな所に大きい石がゴロンと有り、近くの木に「仏国禅師座禅石」と看板が貼り付いてます。

 σ(*_*)は、わりと野次馬コンジョの有る人間だけど、それでもわざわざ近寄って、その石に上がって座る気はしなかった。

 チラッと見た所、木がジャマしてるようなので下界を見下ろせるかどうか、わからんかった。

           修験の堂、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記           修験の堂・内部、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 そこを通過して、さらに木の根っ子が生えてる尾根道を歩き進むと、やがて新しい東屋風の建物が見えます。

 おぉぉぉ・・・こんな所にも、「お休み所」が作ってあるんか・・と思って喜んで入って行くと、壁もベンチも無い、屋根と柱だけの吹きっさらしの建物です。

 正面にチッコイ祠が有り「大天狗・小天狗」と書いてあり、ここら辺の山は修験者関係の修行地で、たぶん正面に見える、遠くの山を拝むための修験者の拝殿所だと思う。

 ちょっと付近の木枝にジャマされて、どの山が御神体かよぉ~わからんかったが・・

     舞台より、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記        回廊、円融寺・奥の院「岩井堂」、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 来た道を戻り、奥の院「岩井堂」で尺八参拝しました。

 時間に余裕が有ったので、舞台上から山の木々を眺めながら尺八を数曲吹き、その間、越後屋は回廊の柱に寄りかかり、口あけて昼寝してました・・・平和ですなぁ。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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