HOME > 遍路・巡礼 > 「秩父34観音霊場」目次 > 28 東奥の院(観音院)
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秩父34観音霊場の31番札所「観音院」の駐車場に着き、テントのお休み処があったので一休み。
草色をした作務衣を着たネーチャンがトイレ掃除しており、掃除が終わって通り過ぎた時にσ(*_*)らを見るとカワユイ声で挨拶してくれました。
しばらく休んでると雨が強く降って来たので、どうせなら観音院・本堂まで行って雨宿りしようと、300段近くあるという階段をエッチラ・オッチラと上りました。
階段を上がる途中に俳句を書いた石碑が所々に有り、それを鑑賞しつつ風流な心境にひたり味わいながら・・という余裕は正直ありまへん。なんせ、階段は長くて息切れし、雨が降ってるし・・・
観音院・本堂横の「聖浄の滝」は、ほとんど水が流れてなく、せっかく長い階段を上がって来たのでカワイソーだからという感じで、お情けにチヨボチョボと水が落ちてくれてます。
滝壺の横には「磨崖仏」という看板が有り、屋根が付いた崖に近寄って見ると、掌大の小さい仏さんが、かなり風化しており見えにくくなってますが沢山彫ってあり、タイヘンでしたでしょうなぁ、こんだけ彫るのは・・・
滝壺の池に行くと錦鯉やら黒い魚が10匹程ケンカしながら近寄って来て、きっと足音を聞いて、エサをくれると思ったんでしょぅが・・・残念やったのぅ、何もやる物は無いでぇ。
「観音院」境内に「西奥の院」へ行く道は「危険なので行かないように・・」という注意書きがしてあります。
しかし、人間心情として、なかなか来る機会が無い場所で「行けない場所」が有るというのは、何ともはや残念な事です。
そおいう事を知っていながら、あえてヒョットすると「おぉぉ、行けるでぇ」と言ってくれるかもしれん・・という淡い期待を持って、荷物を置かせてもらいに「観音院」納経所へ行き、そこのジサマに
「奥の院へは行けまっか?」
「東奥の院は、この裏手で上れまっせぇ。注意して上りなはれ。」
「西の方はどないでっしゃろ?」
「あれは止めといた方がええですわ。 この雨で濡れてもおりますからなぁ」
「土砂崩れで通れないんでっか?」
「崩れる恐れが、ありますからのおぅ・・・」
「あのおぉ・・自己責任で行く・・ちゅうのは、アカンでっしゃろか?」
「そんな事を言われても、アンサン・・・ワシは「ええですよ、行けまっせぇ」とは言えまへんからなぁ。」
やっぱしなぁ・・そりゃあぁ、そうじゃわなぁ、σ(*_*)でも聞かれたら、危ない所へ「行ける」と言いたくねぇもんなぁ。
ジサマ、言いにくい事を無理に言わせようとしてスマンかった。
それでもジサマのスキを見つけて「西奥の院」へ上ってやろうと思っておりましたが、そおいう事は口や態度には出さず、ジサマに礼を言って「東奥の院」へ行きました。
途中に看板があり「石仏群」と「東奥の院」へ行く道に分けれており、石仏群までの距離がわからないので、まずは「東奥の院」へ・・と上がったら、アッという間に着いちゃった。
しかし、さすが「東奥の院」眺めが良いでんなぁ・・「矢抜け穴」という看板が有り、畠山何とかの家臣が射抜いたという岩穴が、どこか遠くの山に有るらしいが、どれか、よぉ~わかりまへん。
ここからは「西奥の院」がよぉ~見えて、確かに岩肌の崖のような道を行くようで、道から滑り落ちたら、ドエリャアァ事になり、そのまま死んじゃうかもしれんし、救助隊も探すのがタイヘンそうです。
しかし、「西奥の院」を遠く眺めていると、やっぱし、どおしても、こうしても見れば見るほど、「行けない」と言われるほど、行ってみたいんですわなぁ。
「聖浄の滝」の上付近に、「滝の上石仏群」が見えますが、さすがにそこは、オッカナそうなので行こうという気にはならんかった(一番上の写真)。
一休みして元来た道を戻り、先程の分かれ道で「石仏群」がどの辺か、試しにちょっと坂道を降りてみたら、すぐそこに有り、できれば「すぐ、そこでっせぇ」とか距離が書いてあったら良かったのにぃ。
ここの石仏群にも、先程の畠山何とかが馬を留めた場所らしく、「馬の蹄の跡」が有ると書いてあります。
畠山何とかさんも、こんな所へ何しに来たんじゃろ?、岩だらけで、キノコも採れそうでもないし・・。
一緒に連れて来られた馬も、イヤだったろおなぁ・・山奥のキツイ道を上がらせられちまって「行くなら自分一人で行け」と、きっとモンクの一つも言った事でしょう。
で、蹄の跡を探すと・・・岩に丸い模様が着いており、熊野古道・中辺地の「円座石」と同じタグイのような気がした。
「東奥の院」から「観音院」納経所に戻ってジサマに礼を言い、荷物を持って本堂の下に置き、本堂と大師堂を尺八参拝しました。
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