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 大日峠へ、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記  H18.11.26 UP


大日峠を歩く/秩父34観音霊場記

小鹿野より大日峠へ向かって、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記  赤平川、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記  大日峠登り口、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記   大日峠の道2、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 小鹿野警察署付近から大日峠へ行く道が有るはずだ・・と思いながら歩いてると、巡礼札を見落としちまい、後ろを歩いてる越後屋から「行き過ぎだよ」と注意・指導を受けた。

 うるせー、σ(*_*)も知ってる道を歩いてるんでねぇから、見落とす事くらいは星の数ほど有るわい。大日峠・沢のような道、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 赤平川の橋を渡り、綺麗な水でんなぁ。

 車も通らない車道をテクテク・・・やがて「小判沢」集落というか・・5~6件の家を通り過ぎると、車道から左手に降りる道があり大日峠への標識が立っています。

 道は草が刈ってあり、おぉぉ・・手入れがしてありまんなぁ、と喜んでいたら、その付近だけ除草したようで、以後の山道は草が生えてました。大日峠の道3、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 このままだれも除草しなかったら、梅雨が開けた時に歩く人は、道が見えにくくなるかもしれまへん。

 山道は沢に沿って上っており、所々に掛かってる巡礼札には「沢に沿って上る」等と親切に注意書きがしてあります、ありがとさんです。

 沢道を歩くような感じで、沢を横切ったり、沢に置いてある石を探りながら歩いたりするので、この山道は雨が降った時に上るとキツイでっしゃろなぁ。大日峠 石仏、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 この大日峠は四国で言えば、雰囲気的に徳島・地蔵峠越えと似ており、けっこうヒーコラ言いながら上る峠道です。

 大日峠には大日如来と、もう一つ何かの石仏が置いてあり、見れば大日如来さんにだけ木で作った簡易な屋根が付いてます。大日峠の道4、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 隣の石仏さんが「ワシだけ何で屋根付けてくれんのや」と言ってヒガむんでねぇかと、いらん心配をしちまう。

 ここでσ(*_*)の遍路笠を地蔵さんに被せてあげると、「笠地蔵」の昔話に出てくる、地蔵さんの恩返しのような、何かええ事があるかもしれんのだが・・

 大日峠からは、ひたすら下り・・・人家の屋根が見えたので、てっきり秩父34観音霊場の32番「法性寺」屋根と思い、こおいう場合は、いきなり寺の横から境内へ入る事が多く、屋根方向へ行く道があったので行ってみると、ジサマが畑で草取りしていました。大日峠 出口、尺八を携え歩いた秩父34観音霊場巡礼記

 この時点でも、まだ札所寺だと信じており、ジサマはきっと住職様で畑で食べる野菜の世話する等、質素な生活をしておられるんだなぁと思いながら、念のために「法性寺は、こちらですか?」と聞いたら「いんやぁ、もっとあっちじゃ」と指差します。

 あらら・・違ったのね、礼を言ってまた山道を下ると、すぐに車道に出て、そこに大きい石仏と標識があり、石仏の顔が欠けていますが、手の表情からたぶん地蔵さんでしょう。

 標識に法性寺まで500mと書いてあり、車道をテクテク・・・。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「五木の子守唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます

 当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がpixtaで販売されています。


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