パンフレット写真と違う薬師堂境内の「勝常観音」/会津33観音霊場
勝常観音と「霊宝殿」
日橋川の橋を渡って「堂畑」集落を通り、さらに「勝常」集落に向かう一直線のジャリ道を自転車で突っ走りました。
「勝常」集落入口付近のT字路付近で、どちらへ行けば良いんかなぁ・・と迷っていると、フラフラと自転車を漕いでた越後屋が転びました。
「ワッハッハッハッ・・」と大笑いしてやりたかったが、ケンカになるので一応「だいじょうぶ?」と義理で心配そうに聞いてやりました・・どや、σ(*_*)優しい人物じゃろおぅ。
たぶん左じゃろお・・と思って行くと、会津三十三観音霊場「10番 勝常観音」が在りました。
勝常観音は今までのようなチッコイお堂かと思ってましたが、山門を備えた立派な寺で仁王さんも腰ミノを付けて立っています。
山門脇には池が有り・・・というより、浮島の周囲を掘って池にした・・という方が良いかな?、鳥居も建っており神域なんでしょう。
境内の正面には、デエェ~ンとそれらしい立派な大きい建物が在り、それが勝常観音堂・・と思っていたら薬師堂で、ん?・・そいじゃあぁ観音堂は、どこに有るんじゃ?
落ち着け、トッツアン・・泣くな、騒ぐな・・山門の脇にコンクリート製の白い倉庫のような「霊宝殿」建物が有り、それが勝常観音堂じゃ。
ウソこけぇ・・と思いながら、その白い倉庫の前に行ってみると、ちゃんと賽銭箱と鐘がぶら下がっており、ええぇぇ~・・っっ!!??・・・これが観音堂?
古めかしくも何ともない、見た目には新しく作った単なる倉庫としか思えんような建物が?・・・
それでも信じない者のために、動かぬ証拠として、その横に今まで設置されてたのと同じような巡礼札を貼り付ける板が有り、さらにその側に「霊宝殿(観音堂)」と書いた看板が有りました。
どうじゃ・・マイッタか。(^O^)ワッハッハッハッ・・・
薬師堂
パンフレットやネット等で調べたのを見ても、何故か薬師堂を常勝観音堂として、紹介されてる写真が多いんです。
そりゃあぁぁ・・写真の映りは薬師堂・建物の方が倉庫風建物の観音堂よりも、どう贔屓目に見ても見栄えが良いし、薬師堂の方が大きい建物で、それらしく立派だから、そっちの方を観音堂と間違うかもしれまへん。
σ(*_*)も「「観音堂」看板」・「賽銭箱」・「巡礼札を貼り付ける場所板」の三点セットが無かったら、まさか・・と思って信じなかったかもしれん。
荷物と尺八を置いていた薬師堂に戻り、せっかくなので、そこで一曲吹きました。
次いで観音堂の賽銭箱付近で一曲吹いてみると、三方がコンクリートで囲まれているような狭い箇所だったためか、反響がもんのすごく良く、まぁ・・風呂場で尺八を吹いてる感じです。
拝観時間の看板が有ったので、時間が来れば内へ入れるのかもしれまへん。
今度から尺八を吹いた場所で、記念にリュックと尺八を写真に撮る事にしました。
境内に「お休み処」があり、しばし休憩していると寺の人が来ましたが、σ(*_*)らだけのために霊宝殿を開けてくれ・・と言うのも気がひけます。
参拝も済んじまった事だし・・どうしても内を拝見したいというコンジョも信心も無かったので軽く挨拶だけしました。
道を隔てた通路の先に大きな寺が見え、先ほどの寺の人が住んでる「勝常寺」本堂なんでしょうか?、あえて行きまへんでしたが・・・・・。
道筋付近には、立派な蔵を備えている家が有りました。
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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