32番「青津観音」とケンカ/会津33観音霊場
亀ケ森古墳・青津観音
「青津」集落に入ると「鎮守森古墳」「亀ケ森古墳」の二つが有り、古墳方向の看板は有るのですが、会津三十三観音「32番 青津観音堂」は、どの古墳方向へ行けば良いのか書いてありまへん。
ちょうど窓から顔だした住民に聞くと「亀ケ森古墳」の方だと教えてくれ、二つの古墳は、そんなに離れておらず、亀ケ森古墳の上に観音堂と神社があります。
古墳の上に有ると言うことは、古代のよほどの有力者が眠っており、昔からの言い伝えが有ったのでしょう。
亀ケ森古墳には石階段があって上まで登れるようになっており、上って正面には神社が有り、階段途中から横へ上がる階段の所に青津観音堂が有りました。
神社と青津観音堂は同一境内になっており、どちらから上がっても、たいして変わりまへんが・・・
ケンカ
ところで参拝をし終わり、青津観音堂の階段に座って休んでる時に、あろう事か越後屋とケンカしちまいましてなぁ。
まぁ聞いてくんなせぇ。
σ(*_*)が越後屋に、
「この調子だと予定より早く坂下駅に着くので、σ(*_*)がそのまま自転車で高田まで車を取りに行くつもりだが、おまえは暑いし疲れてるだろうから坂下駅で休んでなさい。」
と労り気遣って優しく言ってやりました。
そしたら、あぁたぁ・・
「何もこの暑いのに高田駅まで行く事は無い、一緒に坂下駅で汽車が来るのを待っていよう」と言い出すじゃありまへんか・・・
「でも汽車を待ってる間に自転車を漕いで行ったら、その間に高田に着くよ。
別に一緒に来いと言ってるわけじゃなく、時間の無駄が省けるじゃろう。」
と再び優しく、分かり易く言いながら、σ(*_*)って、なんちゅう忍耐強く優しい人間なんだろおと我ながら、つくづく感心した。
「いやじゃ、そんなら、アタシも自転車で行く。 坂下駅で一人で待つのはいやじゃ」とダダを、こねまくりましてなぁ。
早い話が
「一人で駅で待つのはサミシイから、どうしてもこうしても絶対に自分と一緒に居ろ」という訳です。
なんちゅう・・ワガママな事を言うヤツじゃ。
σ(*_*)が逆の立場だったら「すまんのおぅ・・疲れてるから駅で待ってる。暑いから気ぃつけて行ってね」と言うんだが・・ホンマに強情で、わからん事を言うヤツじゃ。
結果的には、汽車時間を少し待つ程度で坂下駅に着き、二人で汽車に乗っても、お互いにソッポ向いて高田へ車を取りに戻りましたとさ。
めでたし・めでたし・・・・なのかな?
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恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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