6時半頃、「鋸山保田口無料駐車場」に車を置いて、「安房国札34観音霊場」の8番札所「日本寺」へ出発。
「日本寺」という名前、そのものも珍しいでんなぁ。
車道を歩き、やがて「日本寺表参道」の表札が掛かってる階段へ・・しかし、この階段の距離が半端じゃなく、延々と続いており、ヒーコラ・・・・言いながら上がり、足が痛くなってきた。
途中「蝸牛石」と言うのが有り、まぁ・・見ようによっては、そのようにも見え、「弘法井」は失礼ながらホンマに井戸なのか、単なる水溜まりなのかわからん。
「日本寺」山門付近に来るとトッツアンが一人たたずんでおり、旅行者かと思って挨拶すると、門が開くのは8時からだと教えてくれました。
あちゃあぁぁ・・・せっかく早く来たのに・・・・現在時刻7時10分。
今まで「日本寺」は朝の7時頃に参拝者が来るような事は無かったのだろおが、開門時間をどこかに掲載しておいて欲しかったなぁ。
これから駐車場に戻って、もう一つの登り口である「金谷」へ行っても、その頃にはここは開いているだろおしぃ・・・。
階段を上がって来るのも、けっこうキツかったしぃ・・・・。
「・・しぃ・・」が2つも有り、中途半端な時間なので、そのまま待つことにしました。
トッツアンは、運動のためか参道を行ったり来たりして歩いており、階段も有って健康のためには良いでしょうなぁ。
ヒマなので暗譜している尺八を庭を見ながら吹きましたが、こおいうのも情緒がありますねぇ。
数曲吹き終わっても、まだ時間が有るので、さらに続けようかと思ったら、越後屋が「トッツアンがこの「日本寺」事務の人で、7時半になったら開けてくれるように頼んでくれるそうだ。」と言います。
あら・・そうなの・・トッツアンは出勤時間よりも早く来ていたのね・・健康のため、そこらを歩き回るためかな?
トッツアンが柵の所に有るインターホーンで、何か話すと鉄柵が自動で開き・・・おぉぉ・・・ハイテク・近代的ですなぁ。
「本堂まで一緒に来て、お金を払ってパンフレットもらってくれ」というので付いて行くと、途中の「達磨石」付近で坊さんがパンフレット持って下りて来たのと出会い、下調べでは料金は500円でしたが、600円になっており値上げしたのかな。
トッツアンに礼を言って別れ、もう一度山門付近に有った「安房国札34観音霊場の8番札所「日本寺・観音堂」まで戻って尺八参拝しました。
「心地池」は、秋に来れば紅葉が水に映えて良いだろなぁ。
大仏の所へ行くまで、これまた距離が有ってかなり足が痛くなった。
この大仏さん・・日本一大きいらしいが、コンクリで出来てるようで、失礼ながら、あんまりアリガタミを感じなく、パンフレットを見ると自然風化により崩壊が有り、昭和41年に復元したらしい。
ううむうぅぅ・・・復元するならば、現状維持するだけの必要最小限に留めるべきで、風化の様子もわかるようにしておけば良かったのになぁ。
これじゃあぁ、見た目には新しくコンクリで作ったと思われても仕方有りまへんでぇ・・実際、パンフレットを読むまでは、「日本寺」が金儲けのために日本一の大仏をコンクリで作ったのかと思ってましたがなぁ。
この日本寺は、階段が多いのと石仏羅漢仏が多いのが特徴のよおで、パンフレットによれば、1553体有るそうな。
岩窪にズラァ~ッ・・と並んだ羅漢さんが有るかと思えば、気がつかないような岩窪にヒッソリと瞑想しているような羅漢さんも有ります。
ズラッ~・・と並んでいる羅漢さんよりも、一人サミシク隠れ住んでるような羅漢さんの方が情緒が有る。
山水画を見る時は、「その中に描いてある人物の視点から、周囲の風景を眺めて想像する」らしいが、このサミシそうな羅漢さんが居る視点から、付近の風景を見れば良い場所だと思う。
越後屋が羅漢さんを見て「気難しそうな顔して座ってる羅漢さんを見つけたよ。 ムスウゥゥ~・・とした無愛想な表情が、あぁたぁ、そっくりだわ」と笑ながら喜んでたので、その羅漢さんを見に行きました。
そか・・σ(*_*)が精一杯マジメな顔してる時は、こんな顔してるんか・・、言われてみれば良く似ていると思い、記念に写真を撮りましたので、こんな顔してます・・どうぞ見てやって、笑ってください。
それにしても羅漢さんや「何とか窟」と言うのが多く、なかなか見応えが有り、じっくり見て歩くには時間がかかります。
「日本寺」有料駐車場の所まで来ると、声を掛けられ、こんな所に知り合いは居ないはずだが・・だれかと思ったら先程のトッツアンで、ここで駐車場の番をしていたのね。
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