日本寺「展望台」付近まで上がると完全に膝が痛くなり、脚が痛くなったのは四国遍路の歩き以来で、境内という軽い気持ちで適当なハイキングコースかと思ったが認識が甘かった。
そりゃあぁ~・・「日本寺」へ来るのにロープウェイが有るのも、わかりました。
それに引き替え越後屋は、それほど痛くないらしく、普段、家事なので動いており、σ(*_*)なんて家であんまり動かなかったもん。
展望台からの眺めは、さすがに遠くまで見えて高い山に登った感じがします。
「百尺観音」へ行く途中の崖のような所は、七輪等を作るため石を切り出して、このような形になったと駐車場のトッツアンが前もって教えてくれてました。
百尺観音は、思ってたよりも大きく、日本寺「下山口管理所」から出る時、トッツアンに軽く挨拶すると「尺八を吹いてる人かね?」と聞きます。
あれっ?・・・σ(*_*)って、そんなに尺八の有名人だったの?・・デヘヘヘ・・照れるなぁ。
「どうして、わかったんですか?」 「朝礼の時に、そのような報告が有った。」
あらっ・・先程居た駐車場のトッツアンが言ったのね、そいでもって日本寺もやっぱり企業なのか、朝のミーティングが有るよおですなぁ。
「百尺観音の所で、尺八を吹いて行かんかね、響きが良いぞぉ。今までも何人か、太鼓とかビイ~ン・・と音がする楽器をならして行った人がいるよ。」
へえぇぇ・・、そおなのかぁ・・音楽家の人達も、ここで演奏して行ったのなら、試しに尺八を吹奏してみようかなぁ・・足が痛くてホントは立ってるのも、つらいんだが・・
百尺観音さんの賽銭箱の前へ行き、なんせ足が痛いもんだから、早目に終わらせようと尺八の短い曲「本調」吹いてみると、トッツアンの言うとおり音の響きが良かった。
ふうむ・・人の話は聞いてみるものだなぁ、思った以上に音の響きが良かったので続けて「阿字観」も吹き、吹き終わって振り返ると、登山客3人が後ろの方で聞いてました。
トッツアンの所へ戻ると、賽銭箱の前よりも広場の中央で演奏した方が、音が反射して響きが良いらしく、ここで再び、ふうむぅ・・・そおかもしれん。
パラボナアンテナと同じ原理で、百尺観音の背面をアンテナの形とすれば、その焦点付近で演奏した方が良かったのかもしれない。
それにしても、よぉ~知ってるなぁ・・と思って聞くと、
「以前に外人さんが、そこの中央で太鼓を叩いてた。
外人さんは、こおいうのに慣れているのか、気がおもむくままやっていた。
観光客が外人さんを取り囲んで拍手喝采だった事がある。」
おぉぉ・・・音楽の原点ですなぁ・・気が向いた所で、好きなように演奏するなんて・・さすが世界を飛び回ってる(と思う、だれだか知らん)音楽家だ。
演奏する場所も、どの付近が良いか、ちゃんと計算したのか自然に身に付いたのか・・・。
σ(*_*)なんか、賽銭箱の前で吹く事が、当たり前の習慣となっちまっており、そんな事を思いもしなく、少しは見習わなくっちゃあぁ・・・・
礼を言って裏参道を降りると、これまた半端な道でなく、石階段が続いてヒザが痛く、こりゃあぁ・この道を上がって来る人は、もっとキツイでっしゃろなぁ。
途中、石切場の看板が有ったので、そこへ行ってみようとしたら、途中でオバハン2人が下りて来て、聞けば麓から登って来たが道を間違ったらしく、いつまでも百尺観音に着かないので引き返して来たらしい。
たぶん、石切場への看板が有った箇所で間違ったのだと思い、自分も足が痛いので石切場を見るのをヤンピして、一緒に下りて道を教えてあげました。
確かにT字路になっているが、看板をよく見ればわかると思うがなぁ・・・
登山客は思った以上に多く、犬を連れてる人も2人おり、犬もワガママな飼い主を持つと、無理矢理に山へ連れてこられてタイヘンですなぁ。
途中の展望台から、富士の頂部が白く霞んで見えました。
浜金谷駅へ向かって足を引きづりながら歩いてると、町の道端に道標なのか何なのか、わからん変わった石標らしいのが有り、根本の小さいプレートには「ふたりかい」と書いてあります。
まぁ・・・貝の形だと思えば、思えん事もないが、道標だったら珍しいでんなぁ。
カワイソーな二人が駆け落ちして、せめてあの世で貝のように一緒になれるようにと言う伝説でも有るのでしょうか?
浜金谷駅には汽車から降りて、これから日本寺へ登山するらしい若い娘グループが居て「キャピ・キャピ・・」と笑いながら話しており、ええですなあ・・青春ですなぁ。(^O^)
昼頃なので食堂に入り、やっぱり千葉に来たからには、何か魚料理を・・と思い「アジタタキ定食」を注文しました。
しかし、値段の割には量的に、あんまりパッとしまへんなぁ・・思わず、これだけ?・・と店の人の顔を見ながら、あやうく言いかけた。
第一・・小アジが一匹分程度しかタタキになってなく、食べてみると小骨も有ったでぇ。
これで1100円とは、ちと高くないかい? オヤブン・・・。
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