先程、道を間違えたもんだから、今度もまた間違うのでは・・と不安に思いながら、次の「安房国札34観音霊場」の26番札所「観音院」へ向かいました。
それでもゴミ捨て場の地名に「西長田」と書いてあったので少し安心し、どうも距離・方向感覚が、先程から少し狂ったようだ。
ここら付近で車道から外れる道を行くのだが・・と思ってると、道端に「観音院」の看板があり道を少し行くと、いかにも由緒有り気な石碑が立ってます。
側の木札には風雨に晒されて字が消えかかっており、近寄らないと読めなく、やっと「観音院」と読めます。
おぉぉ・・それならば、この漢字だけで何か一杯書いてある石碑には、さぞかし「観音院」に伝わるカワイソーな縁起が記載されているのだろおと思って読みました。
「夫開道路架橋・・・・・・明治二五年7月」・・ん?・・初っぱなから道の橋が、どうかしたって?・・・中身は、漢字ばかりなので、よぉ~わからんが、たぶん、側の川に掛かってる橋の記念碑らしい。
道から離れた所に堂の屋根らしいのが見えたので、越後屋に偵察に行かせると「安房国札34観音霊場」の札所「観音院」で、近寄ると外見は普通の民家みたいですが、六地蔵が立ってました。
次の「安房国札34観音霊場」の26番札所「小松寺」へは山越えが有りましたが、それほど急な坂道ではありません。
小道を行くと、鳥居らしいのが有り、あら・・道を間違えたかな?と思ったら、苔生した26番札所「小松寺」敷地に入りました。
小松寺は緑の樹木・苔と朱色の山門が落ち着いた雰囲気を出しており、仁王さんは現代風の短パンをはいているように見えない事もない。
ただねぇ・・・犬が2匹いて、1匹だけ盛んに吠えるんですよねぇ。
まぁ・・人気のない場所なのだから、犬の職務として与えられた番犬の役目として一生懸命に吠えなかければアカンのは、わかりますが、せっかくの静寂な雰囲気がブチ壊される。
境内にはベンチが有り、「お休み処」風になっております。
小松寺・観音堂で尺八参拝が終わって、帰る時にまた犬が吠え始めたので、犬をジイッ~と睨み返し、どっちか強いか「ニラメッコ」してたら越後屋が「何してまんねん?」と聞きます。
「うん・・いやねぇ・・σ(*_*)が今まで各地霊場を巡り、修行を重ねて来た眼力で、犬を黙らせれんものか・・と思ってなぁ。」
犬にしてみれば今までならば、これだけ吠えれば相手がサッサッとどこかへ行ってくれたので、一応面目は立てられたのだが、こいつは今までのヤツと違って、いつまでも睨んでる居るもんだから、どうしょうか・・と・・
犬にも番犬という立場・メンツと言うもんが有るから、ここで吠えるのを止めたら負けたような気がするじゃろおしぃ・・と思ってるよおです。
なかなか勝負がつかないので、側に有ったコーンポストを「バア~ァン」と叩くと、犬が逃げるそぶりを見せた。
よっしゃあぁ・・勝った・・と思い、今度はサッと石を投げるマネしてやったら、犬小屋にへ逃げて行った。
けっ・・弱い犬め・・・(^O^) ワッハハッハッ・・・「おい、犬に勝ったぞぉ、喜べ。」 「何を、くだらんアホな事を・・・・ワタシャ、恥ずかしくて、泣きたくなるわ。」
近くの25番札所「真野寺」も行こうかと思いましたが、山の上に有りキツそうなので九重駅で止めました。
九重駅へ行くと5分前に列車が出た後で、その後1時間ほど、ボケエ~ッと駅で待ちました。
犬とケンカしなければ、ギリギリ間にあったかもしれん。
あっ・・題名の「九重」は駅名です・・・すみません。
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