安房国札34観音霊場の札所ではありませんが、「館山」市内の「鶴谷八幡宮」へ寄ってみました。
ここは下調べした時に「百態の龍」と云われる、龍の彫り物がスゴイと書いてあったもんで・・・
鶴谷八幡宮・敷地は広いですが、神社そのものは、そんなに大きくはありまへん。
うわさ通り天井には「百態の龍」が有り、大きい龍を真ん中に、チッコイ龍がその周りを取り囲んでます。(一番上の写真)
越後屋が口開けて天井を眺めながら「「百態の龍」と言うが、百も無いでぇ」と文句言います。
ええいいっっ・・そおいうのは、たくさん有るという表現じゃ・・ジョークのわからん、ヤツメ・・・。
「百態の龍」の実際は54態らしく、チッコイ龍もそれぞれ表現が違っており、一見の価値は有ると思う。
σ(*_*)が美青年の頃、巡視船に乗っており、よくこの館山沖に仮泊してました。
沖仮泊するだけで上陸する事は無く、「館山」市内を散策した事は有りまへんでしたが、この「館山」という地名は想い出深い。
最初に船に乗った時「本船、これより「タテヤマ」に向かう」と船内放送が有った時、故郷(富山県)の「立山」へ行くのか?、あんな遠い所へ・・・しかも、山だでぇ・・・と思ったもんでした。
で・・・聞いて見ると、この「館山」だったのですねぇ。
田舎モンだったので「タテヤマ」と聞けば「立山」しか思い浮かべず、失礼ながら、この時まで「館山」という地名を知らなかった。
館山にある番外札所「震災観音堂」・・・この場所も、わかりにくかった。
下調べで、おおかたこの付近だろおと思って館山駅付近をウロつくと、レンガで作ったアーチ形の門が有り、これかな?・・と思ったら、公園でした。
この付近に寺らしい物は・・と見渡すと、オレンジ色の派手な屋根瓦が見えます。
一般家庭では、あんな派手な瓦を使わないので、あれかな?・・と思って行ってみると、それが番外札所「震災観音堂」でした。
言っちゃあぁ悪いが、ホコリっぽい感じがして、あんまり管理されてないような気がする。
「大戸」付近に看板があり、その道を行くと「岡田」付近で二手に道が分かれ、まっすぐ右の道を行きましたが、どうも道が違うような気がする。
実は先ほどの分かれ道の所で「家の庭に、人が居たので聞けば?」と越後屋が助言して、σ(*_*)もホントはそう思ってたのです。
しかし・・そこが、ほれ・・なんせ、どうしょうもねぇガンコモンだから、先に言われちまったもんだから、越後屋の言いなりになって負けたような気がするので無視しちゃったのです。
アホですねぇ、意地を張らずに聞いておけば良かったのにぃ・・・(^O^)ナハハハ・・・
地図を眺めていると、後ろから車が来たので止まってもらい、32番札所「小網寺」の場所を聞くと、運転していたオババが
「この道ではない、先ほどの分岐した場所だ。この道からは・・・・行けんな(キッパリ)。寺は、ちょうどそこの山の裏手付近に有る。」
礼を言って別れると、越後屋が今になって「やっぱり、地蔵さんが有る所が道なんだなぁ。さっきの分かれ道の奥に、見えたもん。」
ええいぃぃ・・バカタレ!!、なんで早くそれを言わんのじゃあぁぁぁぁ・・・と、自分のガンコさを棚に上げて、越後屋を叱りつけた。
32番「小網寺」への道は、けっこうキツイ上がり坂で、自転車を押して歩きました。
ここの本堂の彫刻は、魚が入ってる透かし彫りで珍しいですねぇ。
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