HOME > 遍路・巡礼 > 「秩父34観音霊場」目次 > 7 お花畑(9番 明智寺)
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秩父34観音霊場の9番札所「明智寺」へ向かって歩いてると、交通量がそれなりにある車道に出ました。
走り回る車に轢かれんように様子を見計らって道路を横切り・・・と、あらら・・先に渡った越後屋が、車道から外れた脇の横道へ入って行きます。
おいおい・・合っとるんかいなぁ・・と聞いて見ると、あの人が教えてくれたと言い、指差す方向を見れば、畑仕事の手を止めたジサマがこっちの方を見ており、行き先を指差しており、あっ、これが地図に書いてあった巡礼道だったのか・・・
さすが秩父34観音霊場、四国と同じで遍路姿カッコウをしとれば、間違い易い道の箇所では黙っていても道を教えてくれ、ありがたい事じゃ・・(T_T)ナムナムナム・・・
ここには標識が見当たらなかったので、教えてもらわなければ、もんのすごく遠回りになるVの字になった車道を歩いてたかもしれまへん。
教えられたタンボの畦道みたいのを突っ切って、再び車道へ・・・
今日は1日、よぉ~歩いたので疲れており、このままヤンピして近くの「横瀬駅」へ行き、続きは明日にしても良かったんだけど、「明智寺」を翌日にすると、またここまで来なくてはアカンので、痛い足を引きづりながら歩きました。
秩父34観音霊場の9番札所「明智寺」に着くと、境内でオッチャンが一人ボオッ~と突っ立っており、近所の人かと思ってたら、σ(*_*)らが境内に入ると納経所へ入りました。
あんらあぁぁっっ・・・σ(*_*)ら納経しないんだけどなぁ・・・そのまま、ボオッッッ~と明日の朝まで立たずんでもらっていても、良かったのにぃ。
ベンチに荷物を置き、疲れて足が痛いので、ホンマはそのまましばらく座って休みたかったんです。
しかし、納経所の机の前で頬杖を付いて待ってるオッチャンを見ると、早く意思表示してやらないとアカンなぁ・・と思い、尺八を出して本堂で参拝しました。
参拝し終わってベンチに戻ると、オッチャンは本堂の戸締まりをし、納経所も閉めて帰りました。
そやろおねぇ、もう5時だもんねぇ。
西部鉄道の「横瀬駅」から「西部秩父駅」へ行き、近くのJR「お花畑駅」へ乗り換えるため駅舎を出ましたが、どの方向へ行けば良いのかわかりまへん。
すぐ近くを歩いてたネーチャンに「お花畑駅へは、この道で良いのでしょうか?」と聞くと、「はい、ご一緒しましょうか?」と嬉しい事を言っちゃってくれるじゃありまへんか、タイショウ。!(^^)!
「はい、貴女となら、どこまでもご一緒させていただきます」と思わず言いかけたが、なぜか不思議にも理性が働いちまって言えなかった。
ネーチャンはσ(*_*)らが、どっかフラフラと行っちまい、迷子になって泣いてないかと、時々後ろを見て確認してくれます。 優しいのおぅ・・・(T_T)ウッウッ・・・。
きっとこれから行く「お花畑駅」も、駅前には美しいお花畑があり、蝶々も舞い、小鳥がさえずり、こんなキレイなネーチャン達が一杯居て、談笑しとるような駅なんじゃろおなぁ。
と思いながら踏切を越えたら「あそこです。」とキレイな白魚のような指で指差し、そのキレイな白魚の指先の先を見ると・・・
はっ?・・・何?・・あの小汚いようなビルやら看板が掛かっている一隅は?・・・
ネーチャンにお礼を言って、その一隅へ行きましたが、花なんか無いぞぉ・・自転車が1台倒れて道端に転がってるが・・
蝶々やら小鳥は、どっかへ逃げ去った殺風景な感じで、駅舎内では女子高生がベンチを占領してキャッキャッと笑いながら大声で話しており、まぁ・・確かに乙女は談笑しとるわなぁ・・・
σ(*_*)、もんのすごく疲れてるんだけどなぁ・・・と思ったけど、気が弱いもんで、一人分空いてるベンチの席に割り込む勇気はなく、柵に持たれ立ったまま汽車が来るのを待ちました。
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