HOME > 紀行文「目次」 > イザベラ・バードの道「地図と目次」(関東・東北編) > 63 宇津峠
旅行日 2015.9.14 掲載日 2016.5.2
「間瀬新橋」から少し行き、越後屋が「杉立沢橋」へ向かって歩いこうとした時に、その付近から分かれる旧国道が有りました。
地図を確認すると宇津峠へは旧国道へ行く事になっており、大声で越後屋を呼び戻し、あやうくσ(*_*)も釣られて一緒に橋を渡り「新宇津トンネル」へ行く所だった。
旧国道を歩いてると鉄板で車道が封鎖してあり、そこから林道に入ると少し行った所に看板があり、草で見えないので杖で薙ぎ倒して読んでみた。
それによると、この林道は昔の十三峠の「宇津峠」では無く、明治26年?(カスレて読めない)に今は廃道になってる旧国道「宇津トンネル」が出来るまで使用された道で、年代からみるとイザベラ・バードは古道を通ったのでしょう。
で・・やっぱり先程休んだ「間瀬」のT字路付近より、十三峠からなる宇津峠の古道が有ったらしいが、今は通れないらしい。
林道を歩いてると数日前の雨で、道は小川のように流れていおり、そのうちに道が削られて壊れるだろなぁ。
頂上付近までは車幅の道であり、林道がUカーブになっている所でY字路になっているが、宇津峠への標識が無い。
地図で確認すると、右の林道は「出ケ峰」へ行くのだと思い、左の草が生えてる道を行きましたが、ここら付近に一つ宇津峠への標識が欲しい所です。
草が生えた林道を行くと、もう一度Y字路がありました。
再び地図を確認すると、そのまま真っ直ぐの道は尾根の鉄塔へ行く道のよおで、宇津峠へは地図に破線で示してある右へ行くよおです。
この宇津峠越えは標識が無いので、初めての人は国土地理院の地図を持つか、道を知ってる人が同行しないと迷うかもしれない。
正直言って標識が全く無かったので、自分でも絶対の自信が有って、ここまで来たわけで有りません。
右の道を行くと、すぐに「宇津峠」の杭標識が草の中に有り、越後屋が「そこの別れ道の付近の所に設置されていれば良いのに・・」とブツブツ言う。
すぐに幅広の道がT字路になっており、そこからは草が刈ってあります。
一方は「宇津明神」の標識が有りましたが、事前調査でその先は行き止まりだとわかっていたので、行きませんでしたが十三峠の古道に通じてたそうです。
もう一方の「旧越後街道」の標識の有る山道へ行き、これはイザベラ・バードが実際に通った道ですが、狭い山道ですなぁ。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「惜別の唄」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます。
当「遍照の響き」ホームページに掲載されている写真がで販売されています。
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