HOME > 全国の木造校舎 > 福島県「目次」 > 福島‐18 屋敷小学校
所 在 地 福島県耶麻郡西会津町宝坂大字屋敷
撮影年月日 2020/5/30
福島県の木造校舎「屋敷小学校」へ行く途中、5年ほど前にミニバイク「チョイノリ」で「イザベラ・バードの道」をたどって「車峠」から「宝坂」へ向かいました。
その時に「鬼光頭川」に架かる「小坂橋」を渡りましたが、いかにも農村風景に架かる橋という風情が有り、写真を撮っていたので覚えており、懐かしいでんなぁ。
「鬼光頭川」ではオパールが採れたらしく、それにちなんで「宝川」と言われるそおで、関係するカワイソーな日本昔話を「イザベラ・バードの道」リンクに掲載しています。
「鬼光頭川」に沿って山へ向かい、集落の道から外れる細い道の両側に「屋敷小学校」の校門が対になって立っています。
表札は有りませんでしたが、校門の裏を見ると「屋敷分校建設記念」と彫ってあり、分校だった時代もあるよおです。
「屋敷小学校」へ来て見ると、大きい二階建ての木造校舎の学校がデーンと建っており、グランド敷地だった所にはアンテナ鉄塔が立っていました。
学校は、かなり荒れており窓ガラスも割れます。
玄関内を拝見すると廊下の板が陥没しており、体育館を拝見すると生徒の卒業作品が残ってます。
鳥が二羽飛び回っており、たぶん割れた窓ガラスから入ったのでしょう、糞が一杯落ちてました。
部屋に昭和41年・60年の「屋敷小学校」の写真が飾ってあり、現在の姿とほとんど変わっていません。
自動の推移グラフが貼ってあり、昭和40年には90人近く生徒が居たのに、年々減り55年には6人、60年には10人しか生徒が在籍しなかったよおです。
実は生徒の年次別の生徒数が黒板に書いてあったのですが、安物のデジカメのため手振れして写真がボケちゃい、とてもお見せできません。
それでもやっと写真を解読すると、1年2人、3年4人、6年4人の生徒が最後の年には在籍していたよおです。
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