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巡礼日 2017/4/30 掲載日2017/8/8
出雲33観音霊場の10番「禅定寺」より11番札所「円通寺」へ行くのに、カーナビで円通寺のポイントを指定し、車を運転しながら自転車だと泣いてたろおなぁ・・と思う坂道を行きました。
かなり山中に入り、人家の有る「中多根」付近を通り過ぎると、カーナビからネーチャンの声で「まもなく目的地に到着です。カーナビを終了します。」と、こちらの都合も聞かずに勝手に終わりやがった。
あっ・・こらっ・・まだ目的地に着いてねえぞぉ、最後まで誘導しろ・・こんな山の中で終了しちまって、どおするんじゃ・・と怒ってみたが、安物のカーナビのためか、どおしても案内表示しません。
まぁ・・カーナビが終わっても札所寺は、この付近だろおと思って、そのまま進むと寺が有り、良かったなぁ・・一時はどおなるかと思ったでぇ。
これが札所「円通寺」だろおと思って境内に入り参拝準備しようとしたら、越後屋が「札所寺と違うのではないか」と言い始めます。
えっ・・こんな山の中に寺がいくつもあるはずがなく、ここだろおと思って寺名を確認すると「善福寺」と看板が掛かっており違っていました。
国土地理院の地図を確認すると、札所寺以外にも付近には寺の印が有ったので間違ったよおで、もう一つ山の上に有る道を行かなければアカンよおでした。
カーナビを信じきって来たので、どこで分かれ道を見逃したのだろか・・
とりあえず腹が減るとイライラするので、少し戻って日陰で昼飯を食べました。
もお一度、11番札所「円通寺」をカーナビで指すとちゃんと出たので出発しましたが、何が気にいらんのか何も悪い事をしてないのに、やっぱり途中で案内を止めちゃいます。
ここは国土地理院地図を頼りにして、途中で車が来たのを拝んで止まってもらい、11番「円通寺」の場所を聞いてやっと着きました。
結果的には「大門トンネル」を目指して、その入口付近の道へ行けば、分かり易かったよおですが、カーナビで出雲33観音霊場を巡った人は苦労しただろなぁ。
それともσ(*_*)のカーナビが安物だったためか・・
国土地理院地図を持ってたから現在地がわかって良かったけれど、自転車で来てたら泣き崩れて、その場で死んでたかもしれん。
出雲33観音霊場の11番札所「円通寺」へ来てみると、さすが高い山に有るため、はるか遠くに山々が見え、ホンマに自転車でやらなくて良かったと、つくづく思う。
「円通寺」の堂へ行く階段の途中に古びた不動明王がたってます。
堂に上る時は気が付かなかったのですが、帰りに不動明王の後ろから見ると穴が空いており、おぉぉ・・穴と遠くの山々の取り合わせが、なかなか芸術的だなぁと感心した。
これを設置した人は、そおいう効果を狙って火焔に穴を空けたとしたら、たいしたモンだと思う。
「円通寺」観音堂は開かず外は風が有ったので十王堂のところで尺八を吹きました。
静かな山中で見晴らしも良く、こおいう所でボケエッ~と尺八をいつまでも吹いてたら、いいだろなぁ。
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