HOME > 遍路・巡礼 > 「出雲33観音霊場」地図と目次 > 34 一畑薬師
巡礼日 2017/5/3 掲載日2017/10/31
出雲33観音霊場の番外特別札所「一畑薬師」へ車で駐車場まで行き、キツイ山道だと思ってましたが、すんなりと行け舗装道路の道でした。
広い駐車場で、どの方向へ行けば良いのか、わからんので人に聞いて参道へ行くと土産物店が一杯並んでいます。
参道の道に石が置いてあり、何でこんな所に石なんか置くのじゃ・・、ジャマだなぁ・・と思って見ると、石の上に「水木しげる」の「目玉のオヤジ」が寝転んでいました。
おぉぉ・・そお言えば「水木しげる」は、この付近出身だったなぁ。
これ一つだけかと思ったら、参道や境内のアチコチに「目玉のオヤジ」が有り、これも一興かと・・。
五月連休のためか、人気が有る寺のためなのか「一畑薬師」には参拝客がたくさん居て、ここの祈願は時間制になっているらしい。
「2・4・13才参り」と書いた子供への祈願が多いよおだが、ワタシャまた季節外れの「七五三」かと思ったでぇ。
観音堂で、ちょうど若い坊さんが来たので尺八参拝の可否を聞いてみると、「30分から行事があるが、どれ位かかるのか」と聞かれたので「5分ほど」と言ったら了解してくれました。
堂内の椅子には祈願の参拝者と思われる人達が座っており、何が始まるのじゃ・・とジロッと見られたが入口賽銭箱の横で尺八を吹き失敗はしなかった。
いつもは吹いた場所で尺八吹奏記念に写真を撮っていたのですが、参拝客が多いので止めておきました。
「一畑薬師」本堂では御詠歌に合わせて稚児さんが舞っていましたが、失礼ながら唄っている御詠歌は下手だった、す・・すんまへん。
境内を一回りして帰る頃、「一畑薬師」本堂で坊さんの読経が始まり、普通ならば読経は音を合わせて唱えるものですが、この一畑薬師の読経は珍しく和音になっており、これはこれで良かった。
「一畑薬師」は単なる観光寺とは違って、祈りの寺だという気配がします。
以下、広告です。