国東半島「中山仙境」まで来たのだから、ついでに近くの「六郷満山」霊場札所も参拝しておこうと思い、そのまま「坊中登山口」駐車場に車を置いておきました。
札所の21番「実相院」と20番「霊仙寺」は隣同士に有ります。
まずは21番札所「実相院」を参拝しましたが、もう5時頃の夕暮れだったので賽銭箱前の戸が閉まっていたので、階段に納札と賽銭を置きました。
20番札所「霊仙寺」の山門両脇には、アバラ骨が浮き出た仁王さんが奉ってあり、その痩せ細った姿は、喰うモンも喰わずにガンバッて、山門を守り続けている様子が悲壮感を伴いヒシヒシと伝わります。
それだけかと思ったら山門裏側にも、不動明王?と役行者?が奉ってあり境内を守っていました。
本堂の戸は開いており、階段下で尺八参拝を始めましたが風が有ったので、吹きながら階段を上がり堂内へ向かって尺八を吹くと、けっこう堂内に響いて朗々と吹けます。
尺八参拝が終わり賽銭箱付近で尺八の手入れをしていると、住職さんが来たので「中山仙境」で迷った「坊中登山口」上り口の事を聞くと「川を渡って右側の道を行けば、やがて擬木の階段が有って行ける」
「それを知らずに、真っ直ぐの道を行き、鉄線ワイヤに掴まって上って行ったが、あれは、どこへ行く道だったのですか?」
「さあ・・・そこらの岩場へ行くのかもしれない。 鉄線ワイヤーは、木を切り出す時に使用した物でないかなぁ。あの付近には、標識が必要という話も出ている。」
「そおですわなぁ・・何も知らないσ(*_*)のような者は、つい真っ直ぐの道を行っちまうから、標識を設置した方が良いですわなぁ。」
この「霊仙寺」に入った時、真っ赤な鶏頭が境内に沢山咲いており、住職さんは、よっぽど鶏頭の花が好きなんでしょうか。
尺八を手入れしながら本堂から庭を見ると、付近の山を上手に借景として利用していました。
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