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 霊仙寺の鶏頭、国東「六郷満山霊場」紀行文  国東半島峯道ロングトレイル
  巡礼日 2012.11.8   掲載日 2013.12.1

21番「実相院」・20番「霊仙寺」/国東半島「六郷満山」霊場札所巡り

21番「実相院」

実相院と霊仙寺、国東「六郷満山霊場」紀行文     実相院・山門、国東「六郷満山霊場」紀行文    実相院・境内、国東「六郷満山霊場」紀行文

 国東半島「中山仙境」まで来たのだから、ついでに近くの「六郷満山」霊場札所も参拝しておこうと思い、そのまま「坊中登山口」駐車場に車を置いておきました。

 札所の21番「実相院」と20番「霊仙寺」は隣同士に有ります。

 まずは21番札所「実相院」を参拝しましたが、もう5時頃の夕暮れだったので賽銭箱前の戸が閉まっていたので、階段に納札と賽銭を置きました。

  実相院・境内、国東「六郷満山霊場」紀行文             実相院、国東「六郷満山霊場」紀行文

20番「霊仙寺」

 霊仙寺・山門、国東「六郷満山霊場」紀行文      霊仙寺・仁王、国東「六郷満山霊場」紀行文     霊仙寺・仁王、国東「六郷満山霊場」紀行文

 20番札所「霊仙寺」の山門両脇には、アバラ骨が浮き出た仁王さんが奉ってあり、その痩せ細った姿は、喰うモンも喰わずにガンバッて、山門を守り続けている様子が悲壮感を伴いヒシヒシと伝わります。

 霊仙寺・石仏、国東「六郷満山霊場」紀行文   霊仙寺・山門、国東「六郷満山霊場」紀行文  霊仙寺・役行者、国東「六郷満山霊場」紀行文   霊仙寺・境内、国東「六郷満山霊場」紀行文

 それだけかと思ったら山門裏側にも、不動明王?と役行者?が奉ってあり境内を守っていました。

 本堂の戸は開いており、階段下で尺八参拝を始めましたが風が有ったので、吹きながら階段を上がり堂内へ向かって尺八を吹くと、けっこう堂内に響いて朗々と吹けます。

 尺八参拝が終わり賽銭箱付近で尺八の手入れをしていると、住職さんが来たので「中山仙境」で迷った「坊中登山口」上り口の事を聞くと「川を渡って右側の道を行けば、やがて擬木の階段が有って行ける」

 「それを知らずに、真っ直ぐの道を行き、鉄線ワイヤに掴まって上って行ったが、あれは、どこへ行く道だったのですか?」

 「さあ・・・そこらの岩場へ行くのかもしれない。 鉄線ワイヤーは、木を切り出す時に使用した物でないかなぁ。あの付近には、標識が必要という話も出ている。」

 「そおですわなぁ・・何も知らないσ(*_*)のような者は、つい真っ直ぐの道を行っちまうから、標識を設置した方が良いですわなぁ。」

霊仙寺・鶏頭と花、国東「六郷満山霊場」紀行文    霊仙寺・鶏頭と借景、国東「六郷満山霊場」紀行文    霊仙寺、国東「六郷満山霊場」紀行文

 この「霊仙寺」に入った時、真っ赤な鶏頭が境内に沢山咲いており、住職さんは、よっぽど鶏頭の花が好きなんでしょうか。

 尺八を手入れしながら本堂から庭を見ると、付近の山を上手に借景として利用していました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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