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国東半島峯道ロングトレイル
巡礼日 2012.11.9 掲載日 2013.12.8
国東半島「六郷満山」霊場5番札所「胎蔵寺」へ行き、駐車料金を取られると聞いてたが磨崖仏の見物料のようで、入口小屋でオババ達が、しっかりと見張ってます。
時刻は4時半頃、もうすぐ夕暮れになるので、参拝は後にして評判の磨崖仏を先に見に行きました。
登山道のような道から、石がゴロゴロしている階段を上がり、この石階段は鬼が一生懸命に夜なべして99段作り、後の1段は観音さんが鶏の鳴きマネして作らせなかったという、いつものパターン。
カワイソーでんなぁ・・・鬼が一生懸命に作ってくれた石段を上がり、途中に評判の磨崖仏がありました。
磨崖仏は確かに大きいですが、体部分が永年の風雨で削れたためか、あんまりハッキリしていなく、1体だけかと思ったが、2体ありました。
磨崖仏を見ての正直な感想・・思っていたほど良いとは思わなく、別に見なくても良かったかなぁ・・という感じ。
す・・すみません、信心の足りん事を言っちまって・・、どうぞ、好きなだけブッテください。
なんせ、胎蔵寺の磨崖仏はお勧めの見所だと聞いており、しかも見物料まで取るのだから、ついつい強い期待感が有ったもんでして・・・
夕陽の当たり具合で、あんまり磨崖仏の凹凸がわからず、それも一因だったかもしれません。
鬼さんが作ってくれた石階段を「ヒーコラ」言いながら、さらに上ると熊野神社が有り、こちらの方が古風な感じがして雰囲気が良い。
再び鬼さんの作ってくれた石階段を下りて、胎蔵寺へ行くと境内の全ての石仏が銀ピカ・・なんじゃ、こりゃ・・・??・・後で調べたら銀ピカは、この寺の「ウリ」らしく、「金」ではなく「銀」にしてるのが奥ゆかしく遠慮してるのかもしれません。
「胎蔵寺」境内は参拝客が少なく、尺八参拝をしようとしたら本堂の戸を閉め始めました。
そおだわなぁ・・もう5時だもん、係のオバハンも時間になったら早く家に帰り、腹をすかせて口あけて待ってる亭主・ガキ共を叱りつけながら、夕食を作らにゃアカンからなぁ。
まだ開いていた護摩堂で参拝しようとしたら戸を締めかかったので「締めますか?」と聞くと、「他の所をやるから、まだ良い」と言うので、そこで参拝しました。
参拝後、護摩堂を離れて尺八の手入れをしたが、それを待ってたかのように戸を閉められちゃった。(^O^)ダハハ・・スンマヘン、ワガママ言って・・・
失礼ながら「胎蔵寺」の印象は、銀ピカを始めとして、何となく金儲け主義みたくて心が落ち着かない所でした。
まぁ・・有名所の観光寺つうもんは、だいたいそんなモンですけれどね。