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国東半島峯道ロングトレイル
巡礼日 2012.11.10 掲載日 2013.12.14
国東半島の「朝日・夕日観音」へ行く途中の道筋に「元宮磨崖仏」が有ったので、車を停めて見物しました。
摩崖仏前の建物が新しかったので、失礼ながら、この建物が無かったら単なる道端の岩だと思って通り過ぎたと思う。
「六郷満山」霊場の札所ではありませんが「朝日観音」「夕日観音」という、何とも言えん・・気が遠くなるような・・心がスガスガしくなるような・・アリガタイような・・名前の観音さんが在ると事前調査していたので行ってみました。
人家が有る駐車場に車を置いて、標識に従って歩くと分かれ道があり、「穴井戸観音」と「朝日・夕日観音」の分かれ道ですが、「穴井戸観音」が有るなんて、知らんかったでぇ。
遠かったらヤンピするつもりで、越後屋に偵察・斥候させると、すぐ近くのよおだったので寄ってみました。
苔生した階段が古い歴史を思わせ、「うそつきの岩」と言うのが有り、狭い崖の上に岩が挟まってます。
σ(*_*)なんか、しょっちゅうウソついたり・・悪い事したり・・イカガワシイ事を思ったりしてるので、そこを通ると確実に岩が落ちるだろおなぁ・・と思いながら通ってみたが・・落ちてこねぇじゃねぇかぁ~・・ゴラアァ~・・この「うそつき」めが・・(^O^)ワハハハハ・・・
「穴井戸観音」建物に洞窟が有り、中には電気も点いているので、戒壇巡りのような真っ暗闇状態ではありません。
広場の所にバケツがおいてあり、水がチョロチョロ・・と流れ込んでおり「仁聞の隠れ水」という霊水だそうな。
この霊水を頭に付ければ東大に一発で入れるほどカシコクなり、目に付ければ老眼が治り、顔を洗えばオババのコジワが無くなって美少女になる・・とまでは書いてなかったが・・・。
その近くの岩上に石仏が有り、これが「穴井戸観音・濡れ観音」らしく、洞窟内は雰囲気的に音が響きそおなので、尺八を持って来て吹いてみれば良かった。
「穴井戸」の看板があり、矢印方向の奥に下向きの横穴が有るらしいが、よお~わからんが、たぶん矢印の先に棒が立っていたので、その付近ではないかなぁ。
鶏がその穴に逃げ込み、15km離れた高田市の海辺で見つかったという言い伝えが有るそうな。
先程の分かれ道まで戻り、「朝日・夕日観音」方向の山を見ると、いかにも仏さんが置いてあるような切り立った岩が見え、あそこまで上がるのはキツイなあ・・
山道を行き、やがて「朝日観音」と「夕日観音」の二手に分かれる道が有ったので、越後屋は「朝日観音」へ、σ(*_*)は「夕日観音」方向に別れて上がりました。
あっ・・いえ・・別にケンカしたわけでは、ないんですけどね・・・たまには独身時代を思い出して一人で歩き、途中の道で越後屋と偶然バッタリ出会った時に、新鮮な新しいロマンスが芽生え始め・・やがてヤケドするほど熱い愛が温泉のように噴出すれば・・という淡い期待をしましてなぁ・・・。
思ったほどキツイ道ではなく、見晴らしの良い所に出て、ここが「夕日観音」の在る所?と思って観音さんを探しましたが見らず、少し離れた所に石仏が有ったので、それだと納得する事にしました。
「朝日観音」に向かって歩いてると、スーパーで売れ残った野菜のようなオババが下りて来るのと出会い、良く見ると越後屋でねぇか。(^O^)
そりゃあぁ~こんなオババなんかと、ロマンスなんて芽生えるはずが有りまへんわなぁ・・あら、居たの?・・という感じで・・・新鮮さなんて、どこに有るんじゃ。(^O^)ヘッヘッヘッ・・・
その付近に「夕日観音」の標識が有り、あれ?するってぇとおぉ~・・・先程の展望場所は何だったの?・・単なる展望地だったみたい。
狭い道だったので越後屋をどかして、まずは「朝日観音」へ行き、祠には壊れかかった木造の仏さんが奉ってあります。
次いで先程の「夕日観音」の標識まで戻ると、こちらの「夕日観音」には祠が有りまへんでしたが、展望は良かった。
多分大きな岩を背にして、「朝日」の出る側と「夕日」が沈む側で観音さんを奉ったのでしょう。
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