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国東半島峯道ロングトレイル
巡礼日 2012.11.10 掲載日 2013.12.16
国東半島「六郷満山」霊場の2番札所「富貴寺」へ行く途中、川沿いに岩が有り、最初は気が付かなかったのですが、近くの木造校舎・廃校{「田染小学校・蕗分校」を撮ってる時に、岩付近に白杭があったので何じゃろ・・と好奇心を丸出しにして行ってみました。
「法螺ケ石」と言って、「六郷満山・峯入り」の行する山伏が、高さ2mほどのこの岩の上に乗って、下へ飛び降りるらしい。
しかも、あぁたぁ~・・前を向いて飛ぶならば良いんだけれど、後ろ向きで飛び下りるのがツウの人のやり方だそうな。
飛ぶ人は、皆が見ているので意地でも後ろ向きで飛ぶじゃろなぁ。
富貴寺はタダかと思ったら、ここも200円取られた。
料金所で「六郷満山」霊場札所は、すぐ近くの堂か、階段を上がった大堂か?」と聞くと、近くの堂が札所であり本堂でした。
本堂内には「木造仮面」という壊れかかったような木面がガラスケースに納まってます。
その側には「これは本当におきた有り難いお話です」と題した紙が置いてあり、ほほおぉぉ・・どんなアリガタイ奇跡の話か?と思って読んでみると、
ある人が富貴寺の切り絵の葉書を飾っていたら、絵葉書の屋根付近に仏さんが表れ、それから良い事づくめが起きた。
ふむうぅ・・どっかの怪しい新興宗教が良く使う奇跡の手と似ているなぁ。
その仏さんというのが撮った写真の白い部分らしいが、信心が足りん人間だから、それが何かよぉ~わかりまへん。(額がフラッシュで光って、わかりにくいですが)
これを書いてる時に改めて、よぉ~見ると、説明書きでは右に烏天狗、左に阿弥陀如来だと霊能者が言ったよおで、烏天狗だと思えば、無理すれば思えん事もないような気がする。
しかし左側に写ってるという阿弥陀如来は、よぉ~わからず、薄く何かが写ってるんだと言われれば、気弱な性格なので、そおかもしれん・・という感じですが、信心深い方々は、わかるでしょうか?
何かを信じて御利益を授かろうとするのは、人それぞれで、それはそれでケッコウな事だと思います。
ただねぇ・・σ(*_*)はこおいう奇跡とか御利益がどうのという考え方は、仏教の本来の教えから、もんのすごく遠く外れていると思ってます。
たとえ本当に、そんな奇跡が表れ、その後に良い事が一杯有ったとしても、それを頼り信じる気は全く有りまへん。
そして仏教の坊さんであるならば、そおいう事は仏教の教えから離れている事を必ず知っており、わかってるはずなんだが・・。
言わないのか、言えないのか・・(^O^)ヘッヘッヘッヘッ・・・フッフッフッ・・・寺社屋、お主達もワルよのおぅ・・・何も知らない一般庶民に、奇跡による御利益満載の触れ込みで、お守りやら何やらを売りつけ、飯の足しにしようと思いやがって・・・(^O^)
本堂を出て参道の階段を上がった「大堂」の中を見ると、仏さんの座ってる後の板に絵らしいのが描いてあります。
しかし・・永年経過のためか、色があせて今では白くなっちまい、よぉ~わからん絵になってるのが、この堂の「ウリ」のようです。
しかし、この絵を200円出して、わざわざ見る気にはならんなぁ・・すんまへん。
国東「六郷満山」霊場の1番札所「報恩寺」は、道路入り口に「応利山 登山口」の看板があります。
山の中腹に有る駐車場まで行けましたが、駐車場からは、ずうっ~・・・~・・~・・・と、階段が続いており、ネットで調べると405段有るらしい。
それらしい事は、ネットの事前調査で調べていたが、ちと予想以上に長過ぎた。
それにしても、これだけの階段を、よぉ~作ったと思う。
今までのように、またお人好しの鬼さんにウマイ事を言って、一生懸命にタダで階段を造らせたのでしょうか?
そお言えば途中に「鬼石」というのが有ったが、やっぱし鬼さんをダマしちゃったのだろなぁ・・カワイソーに・・。
「報恩寺」は無人ですが、境内はキレイで落ち着いた雰囲気が有ります。
扉付近に参拝帳のノートが置いてあり、パラパラ・・と拝見すると、毎朝7時頃に上って来る人がいるようで、たぶん健康のために、ここまで上ってくるのを日課にしているのでしょう。
σ(*_*)も近くに住んでたら、糖尿病予防のため毎日歩いて上り、ここで尺八を吹く日課にするのだが・・。
あっ・・題名の「応利山」は、この寺の山号です。
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