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国東半島峯道ロングトレイル
巡礼日 2012.11.12 掲載日 2013.12.29
国東「六郷満山」霊場の29番札所「成仏寺」は、そんなに印象に残るような事が無かったですが、入口には仁王さんが4体有りました。
本堂内に入ると鴨居の彫刻に、龍?が珠をくわえて上を向いてるのが有り、あんまりこおいうのは見た事が無い。
「六郷満山」の札所で「報恩寺」という同名寺は、ここ17番札所と3番札所の2つ有るので、下調べした時は、記載ミスじゃねぇかと心配しました。
「報恩寺」の入口道路に白い犬が居て、吠えるか?・・と思ったが遠くからシッポ振っており、最近は犬のシッポの状態で、害意が有って吠えてるのか、親しみを込めているのか、わかるようになりました。
だいたいシッポ振ってる犬は、たとえ吠えていても噛み付かないよおです。
σ(*_*)は、むやみやたらに犬を嫌ってるわけではなく、鬼でもジャでも無いんだから、シッポを振って黙っていれば、よしよし・・と頭を撫でてやります・・はい、撫でてやりました。
17番「報恩寺」堂内に古いカレンダーが貼ってあり「一言多かったか 一言足りなかったか 一言で人生が変わることもある」と書いてあります。
これを見て、そおだわなぁ・・
σ(*_*)も、言わなくても良い「一言」のために、だれかを知らずに一杯傷つけたり・・・
言うべき時の「一言」を言わなかったために、後悔の念を長く曳きづったり・・・
「一言」を言われて、その意味を深く考え、陰ながらその「一言」に感謝したり・・
言われた「一言」で、網走番外地の歌詞では無いが、バカを承知でバカな事に突き進んだり・・
ホンマに、その「一言」で人生が大きく変わった事が一杯有りました。
道端に16番札所「丸小野寺」の案内が有ったので、細い道を行ったが寺らしい建物が無い。
引き返して、一番最初に有った大きい民家のようなのが「丸小野寺」かもしれんと思い、近くまで行き車から降りて、その民家風の家へ行きました。
民家の裏庭から入るという感じで正面まで行って、やっと寺だとわかり、違ってたら、どないしょうかと思ったでぇ。
ちょうど奥さんが居たので本堂の中へ入れてくれ、明かりやら何やらを点けてくれ、あらあぁぁ・・何もそんなに、わざわざ丁寧に正式な事をされなくても良かったのにぃ。
尺八参拝後、奥さんから「いい音を聞かせてもらいました」と礼を言われ、いえ・・お粗末さまでした。
帰りは山門の所から出ると、ちゃんと参道が有るのですが、石畳に苔が生えており滑りやすかった。
もう、ほとんど、この参道は使われていないのでしょう。