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 正覚寺・境内、「津久井33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.11.16   掲載日 2015.6.19


夕暮れの札所「宝珠庵」「正覚寺」/津久井33観音霊場記

「又野」付近、「津久井33観音霊場」紀行文正覚寺入口、「津久井33観音霊場」紀行文 正覚寺・五色つばき、「津久井33観音霊場」紀行文 正覚寺・散りつばき、「津久井33観音霊場」紀行文

 「津久井又野公園」に戻り、時間が中途半端なので「津久井33観音霊場」の13番札所「宝珠庵」と一緒になっている15番「正覚寺」を車でやることにしました。

 もう夕暮れで暗くなり始めており、車線反対方向に札所寺が有るので、行き過ぎてUターンした。正覚寺・境内、「津久井33観音霊場」紀行文

 「正覚寺」境内には参拝客がおらず、寺の人がポツンと一人で境内を掃除しており、「高台に有るのが札所の観音堂か?」と聞くと、「あれは釣り鐘堂で、観音さんは本堂に降ろしてある。」と言います。

 「正覚寺」は、けっこう広い境内で、「五色つばき」「散りつばき」の看板が立っていたが、季節では無いので花が咲いて無く、葉っぱだけ見ると・・どう見ても普通の椿だわなぁ。

 尺八を吹いて参拝していると、アホなバイクが国道を走り回っておりウルサく、どこにでも居るんですなぁ・・アホは・・。

正覚寺・宝珠庵、「津久井33観音霊場」紀行文     正覚寺・俳句短冊入れ、「津久井33観音霊場」紀行文    正覚寺・蛙、「津久井33観音霊場」紀行文

 「正覚寺」本堂の「濡れ縁」に白い箱が置いてあり、何か?と思って見ると「奉納 俳句短冊」と書いてあり、ここは俳句をする寺らしく、横の衝立板に二首の短冊が貼り付けてありました。

 で・・賽銭箱が置いて無かったので、この中に賽銭と納札を入れときましたが、アカンかったかな?。

 「正覚寺」裏へ回ってみると、「楓の木に呑み込まれた石造「蝦かえる」」の看板が有り、確かに木の中に石造りの蛙がいたが、呑み込まれた・・というよりも・・単に置いてある・・の方が正しいような気がする。

正覚寺・木洞地蔵尊、「津久井33観音霊場」紀行文        正覚寺・十八羅漢、「津久井33観音霊場」紀行文        正覚寺・裏庭、「津久井33観音霊場」紀行文

 さらに行くと「木洞地蔵尊」の看板が有り、地蔵さんが有ったと思われる木の受口には何も無い。

 どこかへ出張されたのか、それともあのユスリ・タカリする隣国のブツゾードロボーが盗んで行ったのか・・と思って、ふと上を見ると木の切り口に石仏が置いてありました。

 なあぁ~んだぁ~・・・こんな所に隠れて居たのか・・・しかし、何が悲しくてそんな場所で、イジケてるんじゃろぅ。

 やっぱり、隣国のドロボーにカッパラワレないように、自ら避難されたのだろなぁ。

 裏庭の方に「十八羅漢」の説明が有ったが、もう夕暮れも終わり暗くなり始めていたので行きませんでした。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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