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巡礼日 2014.11.17 掲載日 2015.6.22
道を間違え、カーナビに助けられて、やっとこさ「津久井33観音霊場」の4番札所「湘南寺」へ着き、この札所も集落内の細い道を、あちこち行くんですねぇ。
「湘南寺」境内の鐘楼・階段には、帽子をかぶった一体の地蔵さんが、ポツンと座って合掌してます。
地蔵さんというもんは、普通は立っているのが多いのだけれど、トシのため疲れたのか・・はたまたメンドウなので座ったままなのか・・
それでも見た時には意外性が有って、なかなか面白いと思い、おぉぉ・・やりまんなぁ・・と思わず微笑んだ。(^O^)
次の30番札所「井原寺」へ行く途中、前日の昼飯を食べたコンビニで、やっぱりカップメンを買って食べました。
こおいうもんは、なぜか前回入った店に再び入る事が多いのですが、安心感を感じる動物的な習性かな?
次ぎの札所「井原寺」も行きすぎて、「東開戸」付近まで来てしまい、ちょどジサマが居たので聞いてみると旧道を行くのだとわかりました。
ところが、これまた場所がわからず、そおしてるうちに「青野原関所跡」の看板が有る所まで来ちまい、へえぇぇ~・・こんな所に関所が有ったのかぁ、知らんかったでぇ。
読んでみると、甲州街道と東海道を通らない「脇街道」で、近所の村民が交代で番をしたらしく、近所の顔見知り以外は通さなかったそうな。
不義密通で三角関係のモツレから駆け落ちしても、ここの関所は女性を通さなかったようなので、関所破りでもしないとアカンかったよおですなぁ。
田嶋のオババ、「女性蔑視だ。憲法9条が、どうのこうの・・」と青スジ立てて怒りまくれ。(^O^)ナハハハ・・・
ちなみに、この街道は「道志みち」と呼ばれているらしく、おそらく関東以外の人は、そんな名前なんか聞いた事も無いと思う。
σ(*_*)もここへ来るまでは知らず「道志みち」を何と読むのか・・「みちしみち?」「どうしみち?」・・
正解は「どうしみち」と読むらしく、山梨側方面に「道志村」という所が有るそうで、この街道は自転車漕ぎの人達が、それなりの勾配が有るので峠まで挑戦している人が多いよおです。
それはさておき・・これも行き過ぎたと思い、集落に引き返すと立派な家の所に「長井家のナシ」の看板が有ります。
おそらくこの辺なのだがなぁ・・と思い、店が有ったので尋ねると、店のオバハンは「店の横の道を行くと石柱が有り、そこを曲がる」と教えてくれました。
細い道を行くと石柱があり、右側の道奥に山門が見え、この場所もわかりにくいじゃろなぁ。
30番「井原寺」境内には金ピカのチッコイ仏さんが、石の上にたくさん座っており、看板に「平和台こと 不昧三世慈悲壇」と、だいぶ掠れたペンキで題名と仏さん達の所在地・名前や真言が書いてあります。
まさか、この得体の知れん金ピカに向かって参拝しなければアカンのでは無いだろなぁ・・それだったらイヤじゃのおぅ。
それならば本堂の方が良いなぁ・・と思って境内を見渡すと、山門の横にこれまた金ピカの観音さんが立っており、この寺はよっぽど金ピカが好きなよおです。
その側に札所番号の看板が立っているチッコイ堂が有り、額も掛かってなく、ホンマにこれが「津久井33観音霊場」の札所観音堂?と思いましたが、金ピカよりも良いだろおとそこで参拝しました。
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