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巡礼日 2013.8.25 掲載日 2014.4.2
小さな集落の四つ角に「越中一国観音霊場」の32番札所「千光寺」が有り、山門も備えて中には仁王さんも居ました。
階段を上がると無人のようですが、境内はキレイで落ち着いた雰囲気があり、戸が開いて中で参拝が出来ました。
33番札所「法福寺」へ行く途中の道に山門が有り、車はその横を通って上がれるようになっています。
境内には「明日の大桜」が有り、側の鐘楼・四面には精巧な彫刻がしてあり、こおいう所にまで彫刻がして有るというのは珍しく、普通は単なる柱だけで済ませてしまうのだが・・・
本堂の龍の彫刻も、なかなかのもので、山門とかの彫刻を見ると昔は古刹だったのだと偲ばれます。
「越中一国観音霊場」巡りも終わったので、新潟方面に向かって帰り、「親不知」の難所も馬力の無い「チョイノリ」でトロトロと何とか無事に越えられ、道の駅「能生」でホッと一休み。
建物入口付近でネーチャン達が募金活動を行っており、何だろ?と思って見たら「愛は(出演者はギャラを貰けれど)地球を救う」のチャリティ募金だった。
おぉぉ・・・そお言えば、今日がその日だったのか・・テレビとは無縁の生活を送っていたもんだから、わからんかった。
ベンチに座って備え付けの新聞を読みながら、入って来る人をチラチラ見てると無視して入る人が大部分ですねぇ、たまにダマされて、募金する人も居るが・・・・
σ(*_*)は、どおもスーバーとか、こおいう所の入口で募金活動をするのは好きでない。
特に「赤い羽根」の時、子供達がスーパー入口前で固まって「募金、お願いしまあぁ~すぅ。」と声を揃えて言ってる所へは絶対に行かず、他の人達も、そこの入口を避けて遠回りして入ってます。
そおいうのを見ると、なんか・・募金しないと中へ入れないような雰囲気で、募金は免罪符か?と思ってしまう。
ある時、皆が避けている入口より、何を恥じる事があるんじゃ・・と堂々と入ろうとしたら、子供達を監督している?トッアンが、すかさず近寄ってきて募金箱を差し出しながら「募金、お願いします。」と強い調子で言ってきやがった。
さも募金をするのが当然で、自分達は世のため人のためにやっている、正義の味方だというような目つきをして言うので、思わず「これは強制か?」と大きく一言強く言って無視して中に入りました。
はい、σ(*_*)は愛なんかコレッポッチも無く、血も涙も無いケチンボなガンコジジイです(キッパリ)。
このような子供を使う募金方法や入口でやるのは改めて欲しいが・・・たぶん止めないじゃろなぁ・・なんせ目標額を決めてる募金なんじゃから。
募金は目標額を決めたりするもんなの?・・はたまた、前年との募金額を比較するものなの?
同じ募金でも、σ(*_*)は北朝鮮に拉致された被害者支援の募金ならば喜んでする。
募金・寄付・托鉢・賽銭・喜捨・・・名称は違えれども、どのような気持ちで、お金を入れるかが大切で、少なくとも他人の目を気にしながら募金するような雰囲気は、絶対に避けるべきと思う。
しかしぃ・・愛が足りないせいか、いつまでたっても地球は、救われとらんなぁ。
←前頁「徳城寺」へ これにて「越中一国観音霊場」巡りは終わります。 完
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