「根方」の橋付近より、国道と離れた旧道を走り、車がほとんど通らず自転車漕ぎは快適でした。
途中で「根方岩陰遺跡」の看板が有り、たぶん看板の後ろに有る山の岩陰に遺跡が有ったのじゃろうけれども、看板が無かったら単なる山崖としか思えん。
もおちっと草を刈って何とかするとかすれば良いのじゃろうが、見に来る人が少ないかもしれんからなぁ。
ぼちぼち飛騨三十三観音霊場の32番札所「正宗寺」が有るはずだが・・と思ってると、タンボの向こうに城のように白塀で囲んだ所に鐘楼が見え、けっこう大きい寺です。
「正宗寺」本堂の戸が閉まっており、その前で尺八参拝をしていると、音を聞いてだれかが来たらしく越後屋に「戸を開けましょうか」と言ったが断ったようです。
うん・・もおすぐ曲が終わるしぃ・・信心が足りんから、別に本尊さん拝みたいと思ってないので、今さら開けてもらってもねぇ。
本堂・庇下の階段に座って尺八の手入れをしていると、寺の若奥さんが「きれいな音が聞こえたので・・」と出てきました。
こおいう風にわざわざ来てくれ、面と向かって誉められると、ウレシイもんですなぁ。 !(^^)! ヘッヘッヘッヘッ・・
「尺八が、長いようですが・・」
「琴か何かをやっていたのですか?」 「昔、少し・・」
そおじゃろなぁ、尺八の長さなんて普通の人は知らないじゃろからなぁ。
そのまま、そこで昼飯代わりに煎餅を食べて飢えをしのぎました。(一番上の写真)
飛騨三十三観音霊場の33番札所「千光寺」は山の中腹に有り、地図から予想していましたが初っぱなから急坂でした。
中間付近まではコンジョ出して自転車を押し歩こうかと思いましたが、あまりの急坂だったもんで最初のカーブ付近で負けちゃい、そこの広場に自転車を置いて歩く事にしました。
坂道は歩くだけでもキツク、5分ほど歩いては一休み。
また「ヒーコラ・・」言いながら歩いてると、88カ所巡りの横道から「千光寺」山門へ行く道が有りましたが、遠回りのような気がしてヤンピ。
途中に「5本杉」の案内があったが道端付近でないよおなので、これもヤンピ。
案内看板に「八丁坂 歩いて近道」と書いてあった道は、通行止めになっており、しばらく歩くと再び山際に「旧参道 八丁坂 仁王門へ」の案内看板が有りました。
これならば近道だと思ったが、越後屋は見落として行き過ぎており、呼び止めて旧参道を歩きました。
ほとんど人は歩いてないよおで・・そおじゃろなぁ、今の時代は車でサァッ~と上がってしまい、こんなキツイ坂道を歩いて来る者はσ(*_*)ら位じゃろなぁ。
道は少し荒れてますが、まだ歩ける状態でした。
やっと着いたと思ったら山門の補修工事をやってます・・アチャアァァ・・・・(T_T)大泣き・・目の前に階段があり、その階段の上には33番札所「千光寺」寺が見えるのにぃ・・・
工事しているオッチャンに「ジャマにならんように、そこらの階段脇の崖から上っても良いか?」と聞いたが「危ないからアカン」と言われた。
チェッ・・・オッチャン達が居なかったら、コッソリと脇から上がったのになぁ。
転がり落ちても遭難するほどの崖でもなく、ましてやヘリコプターを呼んで救助隊を要請するような崖でも無いのにぃ。
まぁ・・オッチャンも立場上、そお言わねばアカンでっしゃろなぁ。
山門付近は駐車場になっており、そこからもう一度、車道へ戻って遠回りしなければならず、車道へ行こうとした時に小屋が有ったので、何だろおと思って、ついでに覗いてみると「十王堂」でした。
中に納まってる石仏の閻魔さん達は、どおでもよかったが、背景の壁一面に描いてある地獄絵は、なかなか見応えが有る物です。
ただ、絵が新しいよおなので描き直したのかな?
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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