「猪谷駅」で車中泊していると、朝早くからオバハンがトイレ掃除をしています。
掃除のオバハンに、「駅構内は月極駐車場らしいので、今日の夕方頃まで付近に車を置く所はないか?」と尋ねると親切に車を置ける場所を教えてくれました。
6時40分頃の汽車で、昨日飛騨三十三観音霊場巡礼を終えた「坂上駅」まで行き、車中から川沿いの旧道を見ると、一部で山が崩れており草が茂って通行不能箇所が見えました。
こりゃあぁ・・・越中西街道の旧道は通れんかもしれんなぁ。
「坂上駅」から自転車で旧道を走り、渓谷というより湖のような感じの景色を見ながら「宮川新大橋」まで来ました。
「巣之内」集落で、廃校跡かなぁ・・と思われる所が道端の高台に有り、ちょうど児童登校のため交通安全の旗を持ってるオッチャンが居たので聞くと、そうだったが、もう昔の物は残っていないらしい。
高台まで上がるのもキツイので写真を撮るのを止めて、ついでに旧道のことを聞くと、「「猪谷」付近はダメだが、他は通れる。」と教えてくれました。
「種蔵」の棚田がポスターに載っており景色が良さそうだったので、近ければ寄るつもりでしたが、「種蔵」への分かれ道まで行くと、上がり坂だったので即座にヤンピした。
「大瀬トンネル」手前に旧道が有りますが「このさき通り抜けできません」の無情な看板が入口に立ってます。
あちゃあぁぁ・・・地図を見ると、川沿いの道で、いかにも越中西街道の旧道らしい見応えの有る道だと思って期待していたのにぃ。
どの付近で通行止めで、どんな状態になってるのか、バイクだったら確かめるのだけれど、自転車だと、もう少しの所でオジャンだったら、引き返す時のショックが大きいからなぁ。
「大瀬トンネル内」を通り、出口の所には先程の旧道から通じてる道が有りますが、やはりここにも「通り抜けできません」と「通行止め」の看板・・・
おまけにこれでもか・・と、ダメ押しの「車止め」まで設置されており、よっぽど通らせたく無いのでしょう。
このまま通る人も無く、やがて地図にも載らない廃れ道となるんじゃろなぁ。
「大瀬トンネル」付近は道幅は広いので、この先も広いのかと思ってると道幅が急に狭くなり、地図に掲載されてる通り細い道になりました。
狭い道なので車が擦れ違う時は、σ(*_*)のような気が弱いモンの方が遠慮して待たなければアカンような道で、やがて直角に曲がる「童了橋」を通ります。
昨夜、車で「古川」から「猪谷」へ行く時に、この道を通らなくて良かったなぁ。
街灯も無く、真っ暗な細い道だもん・・オトロシクて、オバケが出るかもしれんもん・・・。
こんな道だと知っている人は、高山方面へ行くには「神岡」を通って国道41号線を通るだろと思う・・特に夜走るのは・・おまけに、踏切まで有り・・恐るべし越中西街道。(^O^)
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