打保駅で一休みして、「戸谷」から橋を渡り「中沢上」の旧道へ
対岸に今朝、汽車から見た廃校跡らしいのが見えました(宮川村立坂下小学校)が、今更戻るほどの事も無さそうだったので、その場から写真を撮るだけにしました。
旧道は、ほとんど車が通らず車が1台来ただけで、「祢宣ケ沢」で地図に載ってない新しいトンネルが出来てます。
トンネルを通れば飛騨33観音霊場の20番札所「久昌寺」に近いのですが、対岸に有る19番札所「玄昌寺」とどちらを先にするか、ちと迷いました。
結局予定通り19番札所「玄昌寺」を先にやりましたが、結果的には20番札所「久昌寺」へ行く時には下り坂となったので自転車にとっては正解でした。
19番札所「玄昌寺」へ行く途中には、盛んに「マンガ王国」の看板が出ています。
「杉原」集落に入った付近で、遠くに寺らしい屋根が見えたので、ちょうどオババが通りかかったので確認すると、やはり飛騨三十三観音霊場の19番札所「玄昌寺」でした。
曲がりくねった車道が「玄昌寺」まで有りましたが、それを通らず一気にショートカットする坂道があったので自転車を押し歩きました。
飛騨三十三観音霊場の19番「玄昌寺」は小さい寺ですが、ひなびた感じがして、なかなか良い。
「玄昌寺」境内をウロついてると廊下に生花がして有り、境内から見えるように飾ってあり、これがまた、なかなかの作品に思え、暗い廊下に白い胡蝶蘭が映えて見えます。(一番上の写真で、ちょっと小さいが・・)
失礼ながら有名な寺でもなく、普通の山寺なので、あんまり寺を訪ねて来る人や参拝者はいないと思い、その来るか来ないかの参拝者や寺を訪ねて来る人のために、花が生けてある・・というのに、もんのすごく好感が持て、これが寺の本来の姿だと思う。
それに引き換え各地巡礼をしていると、寺に住んでいるのに戸を閉めちゃって、あらら・・と思う所も有るというのにぃ。
戸が開いたので堂内に入って参拝し、尺八の手入れしていると、寺の奥さんが明かりを点けに来たが、参拝が終わってたので断り、生け花が綺麗だったので「生花の先生ですか?」と聞いて見ると、母親が生けたらしい。
「玄昌寺」を出ると、越後屋が地元のトッツアンと話しており、「マンガ王国」のことを聞いたらしく、日帰り入浴ができ、マンガだけでなく普通の本も何万冊もあり、家族連れが泊まりがけで良く来るそうな。
この日の「飛騨三十三観音霊場」巡礼が終わった後、試しに「マンガ王国」へ来てみると、入浴600円でした。
トッツアンは「来る人が皆、同じ事を尋ねるが・・・宣伝が足りんのかなぁ」と言ったらしく、うん・・そうだわなぁ・・・宣伝が足りないと思う。
名前を聞いただけで判断すると、単にマンガしか置いてなく、宿泊や日帰り入浴が出来ると思わないじゃろう。
ちと名前のイメージが表に出過ぎたが、今さら名前を変えるわけには、いかんじゃろおしぃ。
この「マンガ王国」は、日帰り入浴・宿泊・・という面を、もっと強調した宣伝の方が良いと思う。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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