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 飛騨33観音 荒田口不動尊・霊水 巡礼日 2012.9.28   掲載日 2013.7.30

「盲目の姫様を救った不動さま」伝説/飛騨33観音霊場(金龍寺)

自転車のチェーン外れ

 「猪谷駅」を出発して「宮川」の橋を渡った所から坂道になったので、走りながら無理して変速ギヤをチェンジをすると失敗してチェンが外れちまった。自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 あちゃあぁぁ・・・・道端で直してると車が横を通り、クラクションも鳴らされたので、近くの広場へ移動しました。

 先を走ってる越後屋が戻って来るだろおなぁ・・・と思ってたら、やっぱり来た。(^O^)

 なかなかチェーンが変速ギヤから外れず、それでも三十分ほど苦労して、やっと直しました。自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 側に石仏群が有ったので、チェーン修理記念に・・・と写真を撮ると、気が付かなかった見えにくい看板が有ります。

 さぞかし、石仏が奉ってあるので、それにまつわるカワイソーな伝説だろおと思って読んでみると「何とか文庫・・」と読め、へっ?・・・図書館でも有ったのか?

 看板は金属製で、元は黒字で書いてあったのだろおが、黒字が剥げちまい読解が困難・・。 山洲文庫と石仏、飛騨33観音

 それでも「山洲文庫について」と題名は読めたが、本文が読み辛くわかりにくく、最後の方に「南無阿弥陀仏 1977年 65才 山?」と書いてありました。

 下の方に「山洲文庫所在地 山口県徳山市・・(ワカラン)「文庫を尋ねる方へ 現在全国に文庫6ケ所及び本立札百余ケ所の設置・・(やっぱり、わからん)」

 なんで徳山市の人が、わざわざ飛騨まで来て、しかも人が立ち寄りそうもない石仏の所に看板を設置したんじゃろ?自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 「山洲文庫」と、この石仏が置いて有る場所と、何か関係が有るのかなぁ。

 ネットで調べても「山洲文庫」というのは検索できませんでしたので、だれか知ってる人が居たら教えてね。

 ふと、そこの石仏の供え物を見ると「ポポ」の実が2つ供えてあり、おぉぉ・・これじゃ、これじゃ・・・!(^^)!。

 高山で買ったのと違って、大きさといい、みずみずしさといい、まさしく昔食べたようなポポの実で、これを供えたという事は、近辺に「ポポ」の木を持ってる人がいるんでしょう。横山トンネル、飛騨33観音

 よっぽどお賽銭あげて食べたろか・・と思ったが食べませんでしたが、ホンマはこおいう供え物は、縁が有る物として食べても良いらしい。

 チェーンが外れたおかげで、「ポポ」の実に会え・・これも観音さんの導きか・・ナモナモ・・

 「横山トンネル」手前に有る旧道は、「立入禁止」になってたので、トンネルを通過。

「荒田口不動尊・霊水」伝説

 やがて道端に赤い幟が一杯立っており、「荒田口不動尊 霊水」の石碑が建っており、錆て読みにくくなった説明看板があり「盲目の姫を救った不動さま」と題してます。 自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 落城して逃げる途中のカワイソーな姫様が敵に襲われて、ややこしい事されそうになり、今にもあわや・・という所で不動さんが助けてくれたのかな?と思って読んでみると

 「その昔、目の不自由な姫を連れた老武士が越中街道の難所「七霞」で一休みしていると水音が聞こえました。」

 おぉぉぉ・・落城してもトシヨリといえど武士が付いていれば、少なくとも案山子よりは役立つじゃろおなぁ。自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 それにしても越中街道に「七霞」という難所が有ったの?・・・知らんかったでぇ。

 アホだから、これを書いてる時に調べましたが、わかりませんでしたので、知ってる人が居たら、このアホに教えてね。

 「水音は滝で「荒田口不動さん」があり、二人はそこで野宿しました。 翌朝、姫が滝の流れで洗顔、目を洗って一心に不動さんに祈りました。」

 たぶん虫歯になったらアカンので、当然ながら朝なので歯も磨いたと思います・・書いてなかったけれど・・・。荒田口不動尊・霊水、飛騨33観音

 「すると不思議にも輝く朝日が両目に飛び込んで来ました。」

 おぉぉぉ・・・空海が室戸岬にて修行していた時の「明星口ニ入リ 虚空蔵光明照ラシ来テ 菩薩ノ威ヲ顕ス」と同じような現象ですなぁ。

 で・・その後ですが、目が治ったとか、老武士がどうとかとは書いてありませんでした・・が、たぶん目が治ったのでしょう。

 樋から水がドクドク流れており、水量も多くて冷たく、柄杓が有ったのでガブガブ飲みました。(一番上の写真)

 あのぉ・・もしも出来れば・・の話しですけれど、姫様の功徳を持って、σ(*_*)の近眼と乱視が治りますように・・・・ナモナモ・・・ 杉山トンネル、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文
 「杉山トンネル」のスノーシェッド箇所は、谷川に歩道?が有り通りましたが、草蔓がはこびってます。

 続く「トンネル」の所では歩道が連続してないので、トンネル内を走りましたが暗くて歩道も無く、車が轟音を立てて側を通り過ぎ・・・そのオトロシイこと・・・。

 今回の猪谷から神岡方面の間に有るトンネルには、歩道が無いので危ない思いをしましたが、先日走った古川方面へのトンネルは広い歩道が有り、行政の違いでしょうか?

21番「金龍寺」

金龍寺、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文    金龍寺・入口、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文     金龍寺・山門、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 飛騨三十三観音霊場の21番札所「金龍寺」は道端に有り、入口は城のような石垣が備わっており、それが入口かと思いましたが、隣の神社境内に山門が有るので、一度神社境内から入るのが正式らしい・・わざわざ入らなかったけど・・・。

    金龍寺、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文        金龍寺・石仏群、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文

 「金龍寺」本堂の戸は開かなかったので、その玄関?で参拝。

 石垣の上に有る鐘楼の所に石碑のようなのが見えたので、梯子を上って見に行きました。飛騨33観音 金龍寺・石垣

 石碑には「「巨石」 戦時中、鐘を提出したので、代わりにこの石を、鐘楼に吊っていた」と書いてあり、どおしてもこおしても、何かを吊り下げておきたかったのでしょうなぁ。

 石垣の上には石仏が一杯有りましたが、普通こおいうモンは、参拝しやすい箇所に設置すると思うが、何でわざわざ上がりにくい石垣の上に設置したのじゃろう。

 何か哀しいカワイソーな云われが有るのでしょうか?

 この後は、「飛騨三十三観音霊場」巡礼の出発地である「神岡」まで行こうと思えば行けたのですが、なんせこの先にはトンネルが有るようでオトロシク、また猪谷・神岡間のバス交通の便も悪いの日本一周?、自転車で巡った「飛騨三十三観音霊場」紀行文で、「猪谷」へ戻って飛騨三十三観音霊場巡りを終わり「結願」としました。

 帰る途中、道の駅「林林」で車中泊をした時に、同年輩の自転車旅行の人が居ましたが話しかけませんでした。

 日本一周なのでしょうか?・・・ええですねぇ・・・

  「飛騨33観音霊場」巡り・完


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 これにて「飛騨33観音霊場巡り」は完了しましたので、引き続き「全国各地の霊場巡り・遍路巡礼「目次」」を御笑読ください。


 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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