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宝蔵院・男坂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 巡礼日 2014.11.18   掲載日 2015.3.11


「宝蔵院」の男坂/自転車で巡った伊豆国横道33観音霊場

伊豆松崎町「なまこ壁」より「門野」集落へ

道の駅「花の聖苑伊豆松崎」、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文     伊豆松崎「船田」付近、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文     伊豆松崎「なまこ壁」、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 車中泊した道の駅「花の聖苑伊豆松崎」を、「伊豆国横道33観音霊場」の7番札所「宝蔵院」へ向かって、7時頃に出発。「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 「船田」集落付近を通ると、遠くに「なまこ壁」の蔵や家が見え、この「なまこ壁」模様は伊豆松崎町付近の特徴らしい。

 「船田」集落を過ぎる付近までは自転車を漕いで行けましたが、その後は予想してた通りの坂道で、自転車を降りて押し歩きました。

 まもなく「門野」集落という付近で、向こうから来た軽トラのジサマが車を止めて「どこまで行くのか」と聞いて来ます。「門野」集落、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 こっちは疲れており、あんまり時間が取られたくないのですが、こんな山奥を自転車で来る者居ないので、珍しくて話しかけて来たのでしょう。

 先に行ってた越後屋が「門野」集落内のジサマと話しており、分かれ道になってたので、どの方向へ行けば良いのか尋ねていたらしい。

 おぉぉ・・・そお言えば地図を見ると分かれ道が有り、越後屋に教えるのを忘れてた。ワハハハ・・

 「門野」集落は思った以上に人家があり、失礼ながらよぉ~こんな山奥に住んでるなぁ。

「伊豆国横道33観音霊場」紀行文     「伊豆国横道33観音霊場」紀行文     石碑、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 道の途中に四角の石碑が有り、何だろ?と思って読んでみたが、よぉ~わからんが、監督・設計者の名前が彫ってあったので、林道建設の記念碑なのでしょうか?

 それにしても、監督・設計者名を彫るのは珍しいなぁ、普通ならば、もっとエライ人の名前を彫ると思うが・・。

宝蔵院の男坂・女坂

  宝蔵院・「男坂女坂」絵図、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 宝蔵院・「男坂女坂」入口、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文


 車道の分岐点付近に看板が有り、掠れたペンキで描いた「宝蔵院の男坂・女坂」案内図があり、へえぇぇ・・・こんな坂が有ったのだ。

 ネットで下調べした時は、この「宝蔵院の男坂・女坂」存在を掲載したのを見つけられませんでした。

宝蔵院・「男坂女坂」大師橋、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文  宝蔵院・男坂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 宝蔵院・男坂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文 宝蔵院・男坂、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 はい・・そりゃあぁ~もう・・ここに自転車を置いて「男坂」を歩いてみました。

 たぶん、もう来る事もないだろうから、冥土の土産にと・・・まずは「男坂」から行き、帰りは「女坂」を通る事にしました。

 木杭の「男坂」階段を上がると、石を並べた幅広の階段が続いており、おぉぉ・・この道は昔の参道だったのだ。

 しかも、山奥にこれだけの道幅の石階段を造ったとなると、伊豆国横道33観音霊場の7番札所「宝蔵院」勢力もかなり有ったのでは・・と思う。

 ちなみに入口の説明看板には「男・女坂」は参道だったと記載してありましたが、そんなの読まずに案内図だけを見て、トットと上がったので石階段を見て感動しちまったのです。

 あんまり・・と言うか、ほとんど歩く人がいないため手入れされてないようで、階段は枯葉・落ち葉で埋まっており、所々に倒木も有ります。(一番上の写真)

宝蔵院・男坂出口、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文     宝蔵院・車道、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文    宝蔵院・駐車場よりの眺め、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 まぁ・・そおでしょうなぁ・・今時の御時世だから、車ですんなり上の7番「宝蔵院」駐車場まで行けるのだから、こんな参道の「男坂・女坂」なんて、だれも歩きまへんわなぁ。

 やがて車道に出て、そのまま歩いて「宝蔵院」へ行きました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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