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 「海名野」付近、「伊豆国横道33観音」紀行文 巡礼日 2014.11.19    掲載日 2015.3.14


延命寺と札所「滝見観音堂」/伊豆国横道33観音霊場(長光寺)

延命寺

 「伊豆国横道33観音」紀行文    延命寺、「伊豆国横道33観音」紀行文    延命寺・山門、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「海名野」集落の狭い道を行き、「延命寺」に着くとジサマが境内の庭掃除をしていました。

 「延命寺」境内には本堂とチッコイ堂が有り、わざわざ越後屋がジサマに「観音堂は、こちらですか?」と尋ねると、ジサマは何を血迷ったか「88カ所が、どうの・・」と言い始めます。延命寺境内、「伊豆国横道33観音」紀行文

 σ(*_*)がもう一度「観音様は、この堂(チッコイ方)ですか?」と聞いたら、ジサマもわからんらしく、バサマが詳しいからと裏の方へ呼びに行きました。

 庭掃除してる位だから寺の観音さんは、どの辺に在るのか、わかりそうなもんだが・・

 たいていこうおい場合は、チッコイ堂が観音堂の場合が多いので、戸を開けると中には頭を丸めた地蔵さんが座っていました・・・あららっ!!・・・まさかねぇ、ここの観音さんは反省努力して頭丸めて坊主頭にしちゃったわけでもあまいしぃ。

 そいじゃ本堂の方かと思って玄関前に行くと、バサマが来て「観音堂は川沿いの桜並木の所に有る」と言いました。

 えっ?・・そんなの聞いてないでぇ・・σ(*_*)の持ってる資料には「延命寺」としか書いてありまへん。

 きっとバサマは、ヨメ・シュウトメの争いに敗れて心の痛手をかかえてモウロクしちまい、どこか他に有る名も無い観音堂の事を言ってるのだろおと思いました。

 σ(*_*)は、あくまでこの「延命寺」のどこかに観音さんが居ると、固く信じて本堂・玄関の戸を開けると、デエェ~ン・・と、やっぱり頭丸めた地蔵さんが座ってます。

 あらまぁ・・よっぽど、ここの観音さんは頭を丸めるのが趣味なのか・・と思いたかったが、そんなワケねぇよなぁ。

 でも、バサマの助言を無視した事だし、せっかく中に入ったのだから・・と、ついでに反省努力しながら尺八を吹いて参拝しました。

 越後屋が「来る時に川向かいに有った「東福寺」に観音さんが居るのだ。」と、しつこく言うので「それは納経する寺だ。」と何度言っても聞き入れません・・ええいっ!!・・このガンコババァメが・・。

 参拝後に裏庭でジサマと掃除しているバサマの所へ行き、もう一度詳しく観音さんの場所を聞くと、どおやらこの「延命寺」は納経寺だったよおですが、無人になったので「東福寺」が納経寺になったらしい。

1番「滝見観音堂」

滝見観音堂、「伊豆国横道33観音」紀行文    滝見観音堂、「伊豆国横道33観音」紀行文   滝見観音堂、「伊豆国横道33観音」紀行文

 バサマに教えられた川に沿って桜並木を行き、途中で畑に居たバサマに「伊豆国横道33観音霊場」の1番札所「滝見観音堂」の場所を聞くと、すぐそこの家と家の間に挟まった所を教えてくれ、奥まった所に堂が見えましたが・・こりゃあぁ、始めての人はわからんと思う。滝見観音堂・面、「伊豆国横道33観音」紀行文

 でも、堂には「伊豆横道第一番」と水色の字で書いた看板が掛かっており、千社札もベタベタ貼って有り、σ(*_*)が知らなかっただけで、知ってる人は1番札所「滝見観音堂」だと知ってたのでしょうなぁ。

 ちなみに、この観音堂をネットで調べると「滝見観音堂」と言うらしい。滝見観音堂・彫刻、「伊豆国横道33観音」紀行文

 1番「滝見観音堂」内の壁には古そうな面?が飾ってあり、見ようによっては首が飾ってあるようで不気味な感じもする。

 で・・1番「滝見観音堂」内には、若い女性の胸チラをした像が有るけれど、どんな云われが有って置いてあるのじゃろ?

 シロウトの作では無く、それなりの人が作ったように思えるが、だれかこの像について何か知ってたら教えてね。

5番「長光寺」

 長光寺、「伊豆国横道33観音」紀行文    長光寺、「伊豆国横道33観音」紀行文    長光寺、「伊豆国横道33観音」紀行文

 伊豆国横道33観音霊場の5番札所「長光寺」も場所がわからず、近くまで行って人に聞き、学校グランド沿いの道を行けば有りました。

 ここへ来るには、まず学校グランドを目指した方が分かり易いと思い、すぐ隣に神社が有ります。

    長光寺と尺八、「伊豆国横道33観音」紀行文           長光寺境内、「伊豆国横道33観音」紀行文


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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