HOME > 遍路・巡礼 > 「伊豆国横道33観音霊場」地図と目次 > 20 パンク
巡礼日 2014.11.22 掲載日 2015.3.31
岬を走ってると、岩やら何やらが海に点々と有り、ここら付近を「伊豆西南海岸」と言うらしい。
同じ伊豆半島でも今まで歩いて来た「南伊豆歩道」で見た風景ほど荒々しさが無く、気のせいか優しい感じがします。
「下流」集落を入って行くと、これまた狭い道を入って行き、いつもの迷子パターンを想い出したが、見当を付けて行きました。
狭い道に「伊豆国横道33観音霊場」の28番札所「大慈寺」の山門がチラッと見えました。
自転車をその付近の道路端に止めましたが、車が来たらジャマだろなぁ・・と思いながら・・。
「大慈寺」山門を潜った付近に駐車場が有るようだが、自転車を取りに行くのも面倒なので、そのままにしときました、すんまへん。
山門からは長い参道が有りましたが「大慈寺」は無人のよおです。
「大慈寺」の戸が開き参拝し、越後屋が「鐘の中に納札が入れてある」と言うので見ると、けっこう入ってます。
「伊豆国横道33観音霊場」は、鐘の中に納札を入れる習慣なのじゃろか?
青野川を隔てた向こう側に「弓ケ浜」見え、昼頃なので途中に食堂でも有れば入るつもりでしたが無い。
橋を渡って「日野」まで行き、そこのドライブインで食事にしました。
「伊豆国横道33観音霊場」の26番札所「修福寺」へ行くと、入口付近で何かを書いてる人が居たので、絵でも書いてるのかと思い、参拝後に聞いてみると、史跡調査で古い物が残っているか調べてるらしい。
話してみると「入口の六地蔵が新しくなっており、以前は古いのが有ったのだけど、どこへ行ったのだか・・」と言います。
話しを合わせて「新しいのよりも古い方が良いですね。失礼ながらこの地蔵さんには魂が入っとらん」と言ったら笑っていた。
これから行く予定の「タライ岬を自転車を引っ張って、持って上がり「田牛」へ行くつもりだが可能でしょうか?」と聞いてみると、自転車を見ながら「まぁ・・なんとかなるかもしれん。」
礼を言って別れ、「修福寺」から自転車を動かすと後輪から何か音がしたので、見ると後輪のタイヤに空気が有りません。
あちゃあぁ・・空気入れは自動車の中に置いて来たが、単なる空気が少ないだけなのか、パンクなのか・・・。
押し歩いて麓の施設へ行き、空気入れを借りようとしたが無いと言われ、気の毒がられて「この先の民宿で、空気入れがないか聞いてみたら」とアドバイスしてくれました。
民宿よりも「弓ヶ浜」に有る休暇村「南伊豆」の方が有るかもしれんと思い、そこまで行って聞いてみると有りました。
空気を入れてみましたが、パンクしているよおです。
あきらめて自転車をここに置き、一度「下田」へ行って車で自転車を取りに来る事にし、幸い「下田」行きのバスが20分ほど待てば来ました。
良かったなぁ・・これが山の中だとか、バスの便が悪い所だったら泣いてたかもしれんでぇ。
下田駅の観光案内所で、自転車屋とホームセンターの場所を聞くと「ホームセンターは蓮台寺まで行かないと無い」と言い、地図をくれて自転車屋の位置に印を付けてくれました。
蓮台寺のホームセンターで、「虫ゴム」と「パンク修理材」を買って「弓ヶ浜」へ戻りました。
「虫ゴム」を調べると破れてたので、これが原因かと喜んで空気を入れたら直り、ワ~アィ~・・良かったなぁ。!(^^)!
しかし・・少しすると空気が減って来るので「パンク」と判断し、「下田」まで車に乗せて自転車屋へ持っていくと、二カ所パンクしており修理しているのを眺めてれば、さすがにプロ・・手際が良い。
「パンク原因は、何か刺さっていたのですか?」と聞いてみると
「二箇所に傷が有るのを見ると、たぶん空気圧が少ない所へ、縁石にぶつけてパンクしたのではないかなぁ・・良く有る事だ。」
そおいえば「日野」付近で、歩道の縁石を何度も勢い良く乗り越えてたからなぁ。
「今のタイヤは強く出来ているので、空気圧を確かめるのに軽く押した位では、空気が入ってない事が多いので、強く押してキュウギュウに空気が入ってるか確かめるように・・。」と言われた。
ふむうぅ・・そうだったのか・・そお言えば朝方、タイヤを確かめた時、そんなにギッチリ入ってなかったような気がする。
今日はジタバタせずに、タライ岬から先へ行くのをヤンピし、今日の旅行はこれまで・・としました。
恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます
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