HOME > 遍路・巡礼 > 「伊豆国横道33観音霊場」地図と目次 > 19 南伊豆
巡礼日 2014.11.22 掲載日 2015.3.30
「加納」集落より「平家ケ岳」付近の山越えをして「石廊崎」へ行く「早雲峡道路(ラインだったかな?)」と言う、あんまり有名でない名前が付いてる道が有るらしい。
「加納」からの勾配がキツそうなので、コンジョ無しだから、あんまりキツそうでない「下賀茂」集落より「早雲峡道路」へ入りました。
道路をかなり行った所で、三叉路にバス停なのか無人販売所なのか、よぉ~わからん小屋が有ったので、そこで一休み。
近くに「危険地帯」と書いた大きな看板が立ってます。
何が危険なの?・・と思って読んでみると、風力発電による低周波爆風音のため、通行・歩行するには健康被害が有るので十分注意せよ・・という主旨らしい。
「聖地なのに、ウソと詭弁で電源開発建設を強行されて閉鎖中」というような事も書いてあり、へえぇぇ・・ここに聖地が有ったの?・・・知らなかった。
これを書いてる時に調べてみると、散骨葬等を行う所だったらしく、そのホームページに「知ってて欲しいのは、葬儀から納骨までの一連が〝演出された白々しい茶番劇″では情けないねと言いたい。
独り言ですが「儂が一人で供養して葬ってやるから、義理で立ち会っているような奴らは帰れ」と怒鳴りたくなることもあります。」と書いてありました。
これについては、過去σ(*_*)も喪主もどきの事を何度もやらされて、そのアホらしい義理葬式に立ち会ってたので全く同意見です。
既成の葬式仏教を完全否定しており、坊さんがこれを主張するのは、もんのすごく勇気が要る事だと思い、今までこれに類した事を言った坊さんは、四国遍路で出会った「庵の坊さん」一人だけでした。
わかっちゃいるけれど、σ(*_*)は気弱なモンだから周囲の人達に流されちまい、やりたくもない義理の葬儀ばっかしやって来たが・・何回忌という法事だけは、なんとか我を押し通して廃止方向へ持って行った事が有ります。
出発して少し行った峠付近には、健康被害が出て危険だと言う、問題の風力発電の羽が見え、そこからは下り坂で、アッという間に海へ出ました。
「石廊崎」のトンネルを過ぎた所から墓が見えたので、その付近が「伊豆国横道33観音霊場」の29番札所「正眼寺」だろお・・と思いましたが寺の建物が見えまへん。
墓へ上がるような坂道が有ったのですが、県道を少し行っても寺の建物が見えないので引き返して、その墓へ上がるような道を上がりましたが、それが「正眼寺」への入口でした。
入口に寺の名前を書いた石柱か看板でも有れば、分かり易いのだが・・と思いながら、その急坂方向より県道を隔てた対面下を見ると、続いてる道と石柱が有り「石廊崎」集落から上がってくる道が有ったのですねぇ。
「正眼寺」本堂の中に入ると、天井がエライ黒いので、囲炉裏の煤でも付いて黒くなったのか・・と思ったら、龍の絵が描いてあるらしく、その周囲には天女さんが描いてありました。
「龍」の絵は、かなり年代物だと思うが、鮮明に見えないのが惜しい。
参拝していると、寺の奥さんが明かりを付けてくれたので、絵は少しわかりやすくなりました。
「正眼寺」で参拝後は、下田方向へ南伊豆海岸沿いに自転車をセッセと漕ぎました。
以下、広告です。
どんどん絵を描くことが好きになる!! 楽しく学んで、どんどん上達 上西先生の水彩画教室⇒詳細はこちら |