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 南伊豆海岸、「伊豆国横道33観音」紀行文 巡礼日 2014.11.22   掲載日 2015.3.30


義理葬儀の茶番劇/伊豆国横道33観音霊場(正眼寺)

早雲峡道路(ライン)・「義理葬儀の茶番劇」

早雲峡ライン、「伊豆国横道33観音」紀行文   早雲峡ライン、「伊豆国横道33観音」紀行文    早雲峡ラインの小屋、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「加納」集落より「平家ケ岳」付近の山越えをして「石廊崎」へ行く「早雲峡道路(ラインだったかな?)」と言う、あんまり有名でない名前が付いてる道が有るらしい。

 「加納」からの勾配がキツそうなので、コンジョ無しだから、あんまりキツそうでない「下賀茂」集落より「早雲峡道路」へ入りました。早雲峡ラインの風力発電、「伊豆国横道33観音」紀行文

道路をかなり行った所で、三叉路にバス停なのか無人販売所なのか、よぉ~わからん小屋が有ったので、そこで一休み。

 近くに「危険地帯」と書いた大きな看板が立ってます。

 何が危険なの?・・と思って読んでみると、風力発電による低周波爆風音のため、通行・歩行するには健康被害が有るので十分注意せよ・・という主旨らしい。早雲峡ライン、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「聖地なのに、ウソと詭弁で電源開発建設を強行されて閉鎖中」というような事も書いてあり、へえぇぇ・・ここに聖地が有ったの?・・・知らなかった。

 これを書いてる時に調べてみると、散骨葬等を行う所だったらしく、そのホームページ「知ってて欲しいのは、葬儀から納骨までの一連が〝演出された白々しい茶番劇″では情けないねと言いたい。

 独り言ですが「儂が一人で供養して葬ってやるから、義理で立ち会っているような奴らは帰れ」と怒鳴りたくなることもあります。」と書いてありました。南伊豆海岸、「伊豆国横道33観音」紀行文

 これについては、過去σ(*_*)も喪主もどきの事を何度もやらされて、そのアホらしい義理葬式に立ち会ってたので全く同意見です。

 既成の葬式仏教を完全否定しており、坊さんがこれを主張するのは、もんのすごく勇気が要る事だと思い、今までこれに類した事を言った坊さんは、四国遍路で出会った「庵の坊さん」一人だけでした。南伊豆海岸、「伊豆国横道33観音」紀行文

 わかっちゃいるけれど、σ(*_*)は気弱なモンだから周囲の人達に流されちまい、やりたくもない義理の葬儀ばっかしやって来たが・・何回忌という法事だけは、なんとか我を押し通して廃止方向へ持って行った事が有ります。

 出発して少し行った峠付近には、健康被害が出て危険だと言う、問題の風力発電の羽が見え、そこからは下り坂で、アッという間に海へ出ました。

29番「正眼寺」

正眼寺・入口、「伊豆国横道33観音」紀行文    正眼寺・参道、「伊豆国横道33観音」紀行文     正眼寺、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「石廊崎」のトンネルを過ぎた所から墓が見えたので、その付近が「伊豆国横道33観音霊場」の29番札所「正眼寺」だろお・・と思いましたが寺の建物が見えまへん。

 墓へ上がるような坂道が有ったのですが、県道を少し行っても寺の建物が見えないので引き返して、その墓へ上がるような道を上がりましたが、それが「正眼寺」への入口でした。

 入口に寺の名前を書いた石柱か看板でも有れば、分かり易いのだが・・と思いながら、その急坂方向より県道を隔てた対面下を見ると、続いてる道と石柱が有り「石廊崎」集落から上がってくる道が有ったのですねぇ。

正眼寺・天井絵、「伊豆国横道33観音」紀行文       正眼寺・天女、「伊豆国横道33観音」紀行文
正眼寺・境内地蔵、「伊豆国横道33観音」紀行文
 「正眼寺」本堂の中に入ると、天井がエライ黒いので、囲炉裏の煤でも付いて黒くなったのか・・と思ったら、龍の絵が描いてあるらしく、その周囲には天女さんが描いてありました。

 「龍」の絵は、かなり年代物だと思うが、鮮明に見えないのが惜しい。

 参拝していると、寺の奥さんが明かりを付けてくれたので、絵は少しわかりやすくなりました。


南伊豆海岸風景、「伊豆国横道33観音」紀行文    南伊豆海岸・大瀬、「伊豆国横道33観音」紀行文     南伊豆海岸風景、「伊豆国横道33観音」紀行文
     南伊豆海岸風景、「伊豆国横道33観音」紀行文        南伊豆海岸風景、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「正眼寺」で参拝後は、下田方向へ南伊豆海岸沿いに自転車をセッセと漕ぎました。


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「阿字観」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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