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 法雲寺と階段、「伊豆国横道33観音」紀行文 巡礼日 2014.11.23   掲載日 2015.4.3


下田街道と玉響/伊豆国横道33観音霊場(満昌寺・法雲寺)

お吉地蔵と「みかん」無人販売

お吉地蔵、「伊豆国横道33観音」紀行文       「お吉地蔵」付近、「伊豆国横道33観音」紀行文        無人販売の「みかん」、「伊豆国横道33観音」紀行文

 蓮台寺を出て自転車を漕いでいると、道端の土手に、いかにも云われの有りそうな地蔵さんが立っており、わざわざ自転車を下りて、見ると「お吉地蔵」でした。

 ここで「お吉」さんが亡くなったのかな?・・と思ったら、近くの看板が有り「お吉」さんに同情してたという人が建てた物らしい。

 「お吉地蔵」さんの後ろの川が「お吉ケ渕」と書いてありましたが、「渕」というよりも単なる川が流れてるだけで、あんまり「渕」らしくは無く、川沿いは遊歩道と公園になっているようで散歩している人が居ました。

 少し行くと、道端に無人販売所が有り「ミカン」が1袋100円で売ってます。

 昨日、スーパーで同量程度入ってるのを200円で買ったのですが、けっこう食べれたので、ここでも1袋買い、さすが伊豆・・ミカンが安いでんなぁ。

18番「満昌寺」

     満昌寺入口、「伊豆国横道33観音」紀行文    満昌寺、「伊豆国横道33観音」紀行文

 「みかん」の無人販売所から少し行った所に「伊豆国横道33観音霊場」の18番札所「満昌寺」が有り、道端から少し奥まった所です。

 境内には何も無く、アッサリした物ですが、それでも山際に、地蔵さんやら祠がマトメて設置されてるので、昔は境内にそれらしい所に設置されてたのでしょう。

      満昌寺・境内の石仏、「伊豆国横道33観音」紀行文         満昌寺・鐘と納札、「伊豆国横道33観音」紀行文

 堂内の鐘の中には、やっぱり納札が入れてあったので、マネして入れときました。

 さきほどの無人販売で買ったミカンを一つ食べてみると、味が濃くて美味かったので、もう一袋買っておけば良かったなぁ。

 ミカンの皮が、ちと汚い色なのでハネられたのでしょうが、味が同じならばこれで十分。

下田街道と18番「法雲寺」

「箕作」付近、「伊豆国横道33観音」紀行文    「宇土金」付近、「伊豆国横道33観音」紀行文     下田街道・北の沢、「伊豆国横道33観音」紀行文

 国道の川沿いを自転車漕いで走り、「北の沢」集落に入る付近の橋に石碑が有ります。

 その横に「12番札所石塔・法雲寺参道」のチッコイ標識が有り、その側に「下田街道」と書いた標識も有りました。

 へえぇぇ・・・ここが下田街道だったのかぁ・・・知らなかった。ちなみに石碑の字は読めませんでした。

下田街道・北の沢、「伊豆国横道33観音」紀行文    下田街道・北の沢、「伊豆国横道33観音」紀行文     法雲寺・階段、「伊豆国横道33観音」紀行文

 下田街道を行き集落内に入ると大きな木が有り、ふと見ると階段が山に向かっており、人の家へ行くのか札所「法雲寺」へ行くのかわかりまへん。方雲寺・地図、「伊豆国横道33観音霊場」紀行文

 側のカーブミラーに「法雲寺参道」の看板標識が付いてましたが、その矢印方向は階段ではなく、さらに下田街道を行くようになっています。

 別に参道が有るのかもしれん・・と思ってると、先に行ってた越後屋が近所のオバハンに聞いており「階段は危ないので、そのまま道を行け。」と言われたらしい。

 見た限りでは、そんなに危険なようには見えなかったが、どこかで階段が崩れてるのかもしれん。

 ここへ来るまでが坂道だったので、これからも坂だろおと思い、大木の側に自転車を置いて歩きました。

 ちなみに帰りに「法雲寺」より階段を下りてみましたが、特に危ない事は無く、札所「法雲寺」近くの階段には「六地蔵」も有りました。(一番上の写真)

 だれか階段から転げ落ちたので、「危ない」と言うようになったのかな?。

法雲寺・坂道、「伊豆国横道33観音」紀行文    法雲寺・坂道、「伊豆国横道33観音」紀行文     法雲寺、「伊豆国横道33観音」紀行文

 少し行くと札所「法雲寺」へ行く坂道があり、これが「参道」らしいが、単に車が入れる道という気がする。

 現代的な白い建物が有り、最初は集落の公民館かと思ったが、入口にしっかり鐘がぶら下がっており、額にも「法雲寺」と書いてあります。

 写真を撮るために境内をウロついたら、法雲寺横の小高い場所にチッコイ堂が建ってます。法雲寺・観音堂、「伊豆国横道33観音」紀行文

 堂へ行ってみると「如意輪観音」の額が掛かっており、あらっ・・ここが札所だったのね。

 まぁ・・確かに現代的な建物よりも、このチッコイ堂の方が雰囲気的には情緒があり静かな山村風景です。

 尺八参拝をしている時から、対面の山より時々「おぉ~い~・・」と呼ぶ声がします。法雲寺観音堂・玉響(オーブ)と尺八、「伊豆国横道33観音」紀行文

 だれか遭難したのかな?・・それにしても、よぉ~ここまで聞こえるなぁ・・σ(*_*)が吹いた尺八も、声の主まで聞こえたじゃろか?

 これを書いてる時、堂前に尺八を置いた写真を見ると、写真の左上に「オーブ(白い玉のような物)」が写ってるのに気付きました。

 「玉響(たまゆら)」とも言われてるそうで、心霊現象に関する、そのスジの人達に言わせれば、神霊とか何とかが現れた・・と言う、もんのすごくアリガタイモンらしい。法雲寺・石仏、「伊豆国横道33観音」紀行文

 そか・・・あの時はσ(*_*)の尺八の音を聞きつけて、如意輪さんが「玉響・オーブ」となって現れ、わざわざ聞きに来てくれたのか。

 そうとも知らず、縁側にボケエェッ~・・と口空けて休んでましたが、ありがたいことです・・ナモナモ・・と思いたいが、たぶん・・・フラッシュの光でチリ・ホコリが写った現象だと思う。

 そおだわなぁ・・σ(*_*)みたいな信心の足りん人間に、そんなの神々しい「玉響・オーブ」が現れるはずが有りまへんわなぁ。(^O^)ヘッヘッヘッヘッ・・


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 恥ずかしながら「YouTube」に尺八独奏「手向」を載せており、聞いて頂ければ泣いて喜びます


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